動きの遅い台風24号や本州南岸に停滞する秋雨前線の影響で、今日4日(金)は西日本を中心に非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる所があるでしょう。四国や九州では、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。東海は昼過ぎから、関東は夜になると雨の降り方が強まり、局地的に激しく降りそうです。

台風と前線は大雨のパターン

今日4日(金)午前3時現在、台風24号は奄美大島の西海上を北西に進んでおり、この後は沖縄近海で動きが遅くなる見込みです。また、秋雨前線が本州の南岸に停滞します。
前線に向かって台風周辺の暖かく湿った空気が流れ込み、大気の非常に不安定な状況が続くでしょう。

西日本の太平洋側を中心に警報級大雨

このため、今日4日(金)は西日本の太平洋側を中心に警報級の大雨となるおそれがあります。

九州南部・奄美は明日5日にかけて、九州北部は今日4日夜のはじめごろにかけて、雷を伴い非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
四国は明日5日未明にかけて局地的に雷を伴った猛烈な雨が降り続くおそれがあります。
中国地方は昼過ぎにかけて局地的な激しい雨に注意が必要です。
近畿も発達した雨雲や雷雲がかかりやすく、南部を中心に非常に激しい雨の降る所があるでしょう。
東海は昼過ぎから、関東は夜になると雨の降り方が強まり、局地的に激しい雨や雷雨となりそうです。

四国や九州は線状降水帯が発生するおそれ

なお、四国地方、九州北部地方(山口県を含む)、九州南部・奄美地方では、線状降水帯が発生して大雨災害の危険度が急激に高まるおそれがあります。

(四国地方)高知県 4日未明から夜遅くにかけて
(九州北部地方(山口県を含む))大分県 4日未明から夜のはじめ頃にかけて
(九州南部・奄美地方)宮崎県  3日夜遅くから4日夜遅くにかけて
(九州南部・奄美地方)鹿児島県(奄美地方除く) 3日夜遅くから4日夜遅くにかけて
(九州南部・奄美地方)奄美地方 4日明け方から夜遅くにかけて

雨雲レーダーの予想や、自治体からの避難情報などを確認してください。周辺の状況を確認し、崖や川の近くなど危険な場所からは早めに離れましょう。アンダーパスの冠水などにも十分注意が必要です。

どのくらい雨が降る?

今日4日(金)午前6時から明日5日(土)午前6時までに予想される24時間降水量は多い所で、
関東甲信地方     80ミリ
東海地方       80ミリ
近畿地方      150ミリ
中国地方       80ミリ
四国地方      300ミリ
九州北部地方    200ミリ
九州南部      250ミリ
奄美地方      200ミリ
となっています。

線状降水帯が発生すると、同じような場所に発達した雨雲が次々とかかり、短い時間で雨の量が急激に増えることがあります。

これまでの大雨で地盤の緩んでいる地域では、少しの雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。崖など急な斜面や増水した川、冠水した道路など危険な場所には近づかないようにしてください。

なお、大雨のエリアは次第に東海や関東、東北など東側へと広がる見込みです。台風の進路や前線の動向によっては、7日頃にかけて各地で大雨が長く続き、総雨量がさらに多くなることが考えられます。最新の気象情報をこまめに確認してください。