熊本地震の死者の死因

 熊本地震の死者のうち、イオンモール熊本(熊本県嘉島町)の爆発事故による7人と、日本製紙八代工場(同県八代市)の煙突倒壊事故による9人を除いた20人の死因を県の発表に基づき分析したところ「圧死」や「圧迫による窒息」が6割(12人)を占めることが3日、分かった。県は死亡の詳しい経緯までは公表しておらず、共同通信は親族や近隣住民に取材。12人のうち少なくとも10人が倒壊した住宅の下敷きになって死亡したとみられることが判明した。

 国は、耐震性が不十分な住宅を2035年までに「おおむね解消する」との目標を掲げる。自治体も補助制度を設けて住宅所有者に耐震化を促しているが、住民側の負担はなお大きく、全国的な課題となっている。

 県によると、地震による死者は災害関連死疑いの2人を含め計38人。直接死の36人からイオン日本製紙の計16人を除いた20人の死因のうち、最多は8人の「体幹部圧迫による窒息」だった。「圧死」や「頸部圧迫による窒息」が続いた。