石井ふく子氏 健康の秘訣「食べ過ぎず、夜遅く食べず、食べてすぐ寝ない」100歳誕生日「百寿を祝う会」
ドラマプロデューサー・演出家の石井ふく子氏が100歳の誕生日を迎えた1日、都内で「百寿を祝う会」が開催された。開会前に囲み取材に応じ「自分で数えると100にならない。よく分かりません。(体感年齢は)20引くわ」と“80歳”を自称して笑いを誘った。お祝いのケーキを贈られると誕生日ソングを口ずさみ、元気な姿を印象づけた。
つえを突きながらもしっかりした足取りで「石井でございます。本日はありがとうございました」と軽快にあいさつ。健康の秘訣(ひけつ)は食事にあり「食べ過ぎない。夜遅くには食べない。食べてすぐ寝ない」などのこだわりを明かした。
一人っ子で、大人数の家族に憧れを抱いていたことが原点となって「渡る世間は鬼ばかり」など数多くのホームドラマを手がけてきた。作品作りで大事にしているのは「心」と即答。考察要素などで社会現象となっているTBS日曜劇場「VIVANT」の前シーズンを見たといい、「あまり好まない」と率直な感想。だが、「悪口を言ってるわけじゃない。私の心の中にああいうドラマがない」。家族や心を軸に温かみのある作品を生み出してきたからこその視点を明かした。またこの日は優れた映像プロデューサーを表彰する「石井ふく子プロデューサー賞」の創設も決定。受賞者は来春の「橋田賞」と併せて発表される。若手に向けて「心を大事にして」とメッセージを送った。
自身も「家族は大事なんだなってことをもう一回テレビでやってみたい」と意欲十分。主演に据えたい人を聞かれ「今まで(一緒に)やった方がだいぶこの世からいなくなってしまってる」と寂しげながら、「これからいろいろと新しい方とご一緒に仕事をしていきたい」と期待。「心のある、心が美しく見えるドラマを作っていきたい」。創作意欲は増すばかりだ。
