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 米プロフットボールNFLのレイダーズは31日(日本時間1日)、キッカーの松澤寛政(27)を練習生に加えることを公式サイトで発表した。

 チームはこの日、16人の練習生メンバーを発表。この中に松澤の名前も入った。

 松澤は31日に発表されたチームの開幕ロースター53人の中に名前がなく、今後が注目されていた。

 ハワイ大を経て6月にレイダーズとドラフト外新人として契約した松澤は、プレシーズンマッチ2試合に出場。8月13日(同14日)のカージナルス戦で第3Q開始のキックオフを任されたが、規定の距離に届かずペナルティー。第4Qには38ヤードのFGを狙い右ポストに当てて失敗した。

 20日(同21日)のテキサンズ戦では、第3QにポイントアフターTD(PAT)を決め、記念すべき“NFL日本人初得点”を記録。しかし、その後は2本のPATを外し、最終戦では出番が回ってこなかった。

 練習生は登録メンバーとは別にチームが選手を支配下に置ける制度で、練習には参加できるが、試合に出場するためにはチームとの正選手契約が必要となる。給料も支払われる。

 松澤は今後、練習生として技術を磨きつつ、正キッカーのマット・ゲイの不測の事態に備えることになる。

 ◇松澤 寛政(まつざわ・かんせい)1999年(平11)1月8日生まれ、千葉県市川市出身の27歳。幕張総合高サッカー部3年時はFWで選手権千葉県大会16強。20歳でアメフトに転身。アルバイト生活で資金をため、独学でキックと英語を磨いた。23年にハワイ大に編入し、25年にブレーク。全米大学体育協会(NCAA)1部上位カテゴリーのFBSで開幕から25回連続フィールドゴール成功のタイ記録を達成。「Tokyo Toe(東京の爪先)」の愛称がついた。1メートル88、91キロ。