約2割が物価高騰対策に 新たにクマ対策予算も盛り込む 県が総額約95億円の補正予算案を県議会に内示 秋田
県は、一般会計の総額で約95億円の補正予算案を県議会に内示しました。
約2割を物価高騰対策に充てるほか、クマの大量出没に備えた対策も盛り込んでいます。
県が内示した補正予算案は、一般会計の総額で94億9,000万円余りです。
長期化する中東情勢の混乱などを背景に物価高が続く中、切れ目のない支援が必要として、全体の約2割にあたる19億4,000万円余りを物価高騰対策事業に計上しました。
クマ対策にも新たな予算が盛り込まれました。
大量出没に備え、捕獲用のおり=箱わなの設置などを建設業者に依頼し、自治体による捕獲や出没対策を後方支援する体制の整備などに1億5,000万円余りを計上しています。
小中学校などの周辺で登下校の時間帯に合わせて爆竹を鳴らすなど、クマを寄せ付けないための対策も継続します。
鈴木知事
「今はちょっと出没というか目撃が落ち着いております。ので、ずっとやるということではなく、目撃が出てきた学校周辺等を重点的に行うものです」
大雨の被害状況についても報告されました。
県のまとめによりますと、7月29日から先月1日にかけての大雨で横手市と美郷町で住宅合わせて25棟が床下浸水などの被害に遭いました。
農林水産関係の被害額は8億7,000万円余り、道路や河川など公共土木施設の被害額はあわせて12億1,000万円にのぼっています。
定例の記者会見で鈴木知事は県民に対し改めて注意を呼びかけました。
鈴木知事
「今年、今年度については、昨年まで4年連続とよく言われていました、災害救助法適用になるぐらいの (大雨)災害という意味では、今のところ発生しておりません が、まだですね、去年も9月に 大きな被害が発生しましたので、 (今後も)予断を許すところではない」
先月27日に降り始めた県北部を中心とした大雨でも住宅や農地などへの被害が確認されていて、鈴木知事は、全容把握に努めるとともに、必要があれば支援策をまとめ、追加で補正予算を編成する方針を示しています。
※9月1日午後6時15分のABS news every.でお伝えします