大谷翔平封じたタイガース先発の元広島右腕「こっちが主導権を握れた感じに」 初球の見逃しで確信
◇インターリーグ タイガース1―2ドジャース(2026年8月28日 デトロイト)
タイガースは28日(日本時間29日)、本拠でドジャースに敗れ、連敗となった。今季途中まで在籍したドジャース先発のタリク・スクバル投手(29)を攻略することができず、打線はわずか1得点。先発のドルー・アンダーソン投手(32)は4回2/3を4安打無失点と好投したが、勝利には結びつかなかった。
緩急を存分に生かして難敵を封じた。22年から2年間、広島に所属し、24試合に登板し、7勝5敗、防御率3.05をマークしたタイガース先発・アンダーソンは初回、大谷を狙い通りの投球で封じた。初球の直球でストライクを取ると、チェンジアップ2球でカウント1―2と追い込む。最後は内角へのカーブで空振り三振に仕留めた。
カーブは2種類を持っており、大谷を仕留めたのは、球速を落とし、曲がり幅を大きくしたカーブだった。「最初の打席では、絶対に初球から振ってくると思っていた」と予測していたが、大谷は初球を見逃してストライクが取れたため「それで、こっちが主導権を握れた感じになった」と振り返る。
「そこからチェンジアップを投げて、もう一度チェンジアップを投げて、それから、よりタイトに曲がるカーブを投げた。あれは僕が本当に、ファストボールのように見せたかった球なんだ。そして、最後にテーブルから落ちるように鋭く曲げる」と狙い通りの配球。3回無死一塁からの第2打席は「今日はほとんど唯一の武器だった」とするチェンジアップで二ゴロ併殺。5回1死一塁からの第3打席では四球を与えたが、決定的な仕事はさせなかった。
今季45試合目の登板。7月までは主にリリーフとしての起用だったが、直近5試合連続で先発として登板。「シーズン途中から、投球回数を増やしていくのは、すごくストレスのかかることだった」としながらも「結局は繰り返すことだと思う。マウンドに上がって、イニングを投げて、球数を投げて、ストライクを投げる。それを繰り返していく」とチームへの貢献を誓った。

