「カローラ」より小さなトヨタ「“最新”セダン」

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「カローラ」より小さな「トヨタ最新セダン」

 トヨタのインドネシア法人であるPT Toyota-Astra Motor(TAM)は2026年2月5日、ジャカルタで開催された「インドネシア・インターナショナル・モーターショー(IIMS)2026」で、「ヴィオス ハイブリッドEV」を発表しました。

「ヴィオス」は、主に東南アジアなどの市場で展開されているトヨタのコンパクトセダンです。

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 現行モデルは4代目で、扱いやすいボディサイズと十分な居住空間を両立するとともに、クーペのような流麗なフォルムを採用したスポーティなデザインを特徴としています。

 今回登場したヴィオス ハイブリッドEVは、4代目ヴィオスのガソリンモデルとプラットフォームを共有しつつ、新たにハイブリッドシステムを搭載したモデルです。

 トヨタは同車について、ハイブリッド技術を採用した初の「エントリーセダン」と位置づけています。

 エクステリアは、シャープなヘッドライトと大きく開いたフロントグリルを組み合わせた精悍なフロントマスクを採用。

 低く構えたノーズからルーフ、リアへとなだらかにつながるシルエットによって、コンパクトセダンながらスポーティな印象に仕上げられています。

 ヴィオス ハイブリッドEVではさらに、フロントバンパーをガンメタリック仕上げとしたほか、フロントガーニッシュやウインドウモールにダーククロームを採用。

 16インチアルミホイールや「HEV」エンブレムも装着され、ガソリンモデルとの差別化が図られました。

 ボディサイズは全長4425mm×全幅1740mm×全高1480mm、ホイールベースは2620mmです。

 日本で販売されているトヨタ「カローラセダン」(全長4495mm×全幅1745mm×全高1435mm)と比べると、ヴィオスは全長が70mm短く、全幅も5mm狭い一方、全高は45mm高くなっています。

 全幅は日本の5ナンバーサイズとなる1700mmを40mm上回るものの、全長4.5mを切る比較的コンパクトなサイズとなっています。

 インテリアには10インチのディスプレイを採用し、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応。

 ワイヤレス充電器やUSB Type-Cポート、LEDルームランプ、アンビエントライトなども備えています。

 さらに、車両周囲の状況を映像で確認できるパノラミックビューモニターを搭載。シートにはブルーグレーのフルポリウレタン素材を採用しています。

 そして、ヴィオス ハイブリッドEV最大の特徴となるのが、新たに搭載されたハイブリッドパワートレインです。

 搭載されるのは「2NR-VEX」型の1.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムです。

 エンジンは最高出力67kW(91馬力)/5500rpm、最大トルク121Nm/4000-4800rpmを発生。

 組み合わされるモーターは最高出力82kW(111馬力)を発揮し、変速機には電気式無段変速機(e-CVT)を採用しています。

 駆動用のリチウムイオンバッテリーは空冷式で、リアシート下に搭載されています。

 この2NR-VEX型エンジンを用いたハイブリッドシステムは、インドネシアで販売されているトヨタ「ヤリスクロス ハイブリッドEV」や「ヴェロズ ハイブリッドEV」にも採用されているものです。

 安全装備では、先進運転支援パッケージ「トヨタセーフティセンス」を搭載。プリクラッシュセーフティをはじめ、車線逸脱警報、車線逸脱抑制、レーンキープアシスト、オートハイビーム、前車発進告知機能、ペダル踏み間違い抑制機能などを備えます。

 さらに、ブラインドスポットモニターやリアクロストラフィックアラートも採用し、安全性を高めました。

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 価格は4億6050万ルピア(約414万円 ※2026年8月下旬時点の為替レート)からです。

 カローラよりコンパクトなボディに、1.5リッターエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムや充実した先進装備を備えるヴィオス ハイブリッドEV。

 現在のところ日本への導入については明らかにされていませんが、日本では選択肢が少なくなったコンパクトセダンだけに、気になる存在といえそうです。