病院副院長をかたる男が虚偽の工事発注 消毒液購入名目で米沢市の2人から590万円余り詐取
虚偽の工事発注に警察が注意を呼びかけています。米沢市内で28日までに消毒液の購入名目などで2件の特殊詐欺事件が発生し、あわせて590万円余りをだまし取られました。
警察によりますと、8月上旬から20日までの間に、米沢市内の建設会社に対し、実在する市内の病院の副院長を名乗る男から不動産業者を通じて連絡がありました。男は、「内装の仕事を別の建設会社に依頼していたが折り合いが悪くなった」などと話し、嘘の仕事を依頼。消毒液販売業者の「佐々木」という男を紹介し、「代金は後で振り込む」と述べ、消毒液150本と、それを散布するための薬剤を「佐々木」から購入するように指示しました。
被害に遭った企業は消毒液の代金として、「佐々木」から指定された口座にあわせて396万円を振り込んだ後、後日、打ち合わせのために病院を訪れましたが、病院側から、「依頼はしていない」と言われて被害に気づきました。
また、同時期に米沢市内の自営業の男性も同一犯とみられる男らによる同様の手口であわせて195万円をだまし取られました。警察では、実在する病院をかたる詐欺の手口に注意を呼びかけています。

