テレビ信州

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落雷による住宅火災や大粒のひょう。27日の長野県内は大気の状態が非常に不安定となり、各地で激しい雷雨に見舞われるなど、大荒れの一日となりました。

通勤や通学の時間帯を直撃した激しい雷雨。

藤田華穂記者
「長野市はものすごい勢いで雨が打ち付けていて、時々雷鳴もゴロゴロと鳴り響きます」

県内は、前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気や上空の寒気の影響で、昨夜から大気の状態が非常に不安定となりました。

未明の空を走る大きな稲妻―。この時間、県内では北部を中心に落雷が相次ぎました。

「雷が落ちて、瓦がくだけた」

27日午前7時半前、長野市安茂里で住宅の一部を焼く火事がありました。雷が直撃したとみられ、火は約30分後に消し止められましたが、屋根や外壁の一部などが焼け、屋根瓦が落ちました。けが人はいませんでした。

目撃した付近の住民
「どしゃーっと(雷が)きて、瓦がばーんって飛んで、電気の光がだーっと通ってその下から火が出たんです。怖いなと思った。まさかこんなところに落ちるとは思わなかったから」

一方、北佐久郡軽井沢町ではひょうが降りました。

撮影した人によりますと、ひょうの大きさは3センチから4センチほどで、中には7センチほどのものもあったということです。

自宅の庭で育てていた野菜などの葉は、無残にも穴が開き、激しいひょうの被害を物語っています。

そして、大雨の影響は河川にも…。白波を立てながら勢いよく流れる濁流。

27日午後3時ごろ。千曲川と犀川が合流する長野市若穂の落合橋付近です。

平常時と比べると、川からむき出しになっていた土砂は水にのみ込まれ、流れも一段と速くなっています。

降り始めから27日午後4時までの降水量は、小谷で149.0ミリ、長野市鬼無里で121.0ミリなど100ミリを超えた所もありました。

大気の非常に不安定な状態は、28日夕方にかけて続く見込みです。長野地方気象台は、北部では27日夜遅くから28日明け方にかけて土砂災害に厳重に警戒を。また、北部と中部では、28日未明から朝にかけて、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼び掛けています。

そして、この大雨は、交通にも影響を及ぼしています。27日午後6時現在、JR中央東線は、塩尻駅から辰野駅の間で運転を見合わせていて再開の見込みは立っていません。また、JR飯山線は、戸狩野沢温泉駅から越後川口駅の間で終日運休となっています。JR大糸線は、南小谷駅から糸魚川駅の間で終日運休となっていて、28日も運休する予定です。

また、上信越道は 雨のため、上りは信濃町インターから信州中野インターまで、下りは信州中野インターから豊田飯山インターまで通行止めとなっています。