「新人がマイナーに降格してもチャンス来ない…」“打率0.066”韓国人メジャーの現状に母国メディア嘆き

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同じポジションを争った新人がマイナーに再降格しても、キム・ハソンにチャンスは巡ってこないようだ。

【写真】年俸2千万ドルで“打率0.066”…キム・ハソン「衝撃の没落」

韓国メディア『OSEN』が「新人の競争者がマイナー行っても、キム・ハソンにチャンスは来ない…“出場時間の確保難しい”」と題し、彼の現状を嘆いている。

アトランタブレーブスは8月25日(日本時間)、新人遊撃手のジム・ジャービスをマイナーへ降格させた。代わりに、AAAからブルワー・ヒックレンを昇格させた。

ここ最近、出場機会に恵まれていないキム・ハソンの立場からすれば、遊撃手を争うライバルが1人抜けたことで、再びチャンスを掴めるかもしれないという希望が芽生えるところだろう。

昨年にタンパベイ・レイズと契約して同年9月にブレーブスへ移籍し、シーズン終了後にFAとなるも、最終的にブレーブスと1年2000万ドル(日本円=約31億円)で再契約したキム・ハソン。

ただオフを過ごしていた今年1月、韓国で凍結した路面で滑って転倒し、右手中指の腱断裂により手術を受けた。

そのような開幕前の負傷や復帰後の打撃不振の影響などもあり、今季の成績をここまで31試合に出場して打率0.066、5安打、4打点の本塁打ゼロとしている。

8月17日のアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦で代打出場したのを最後に、実に直近9試合で試合出場がない状況だ。

キム・ハソン(写真提供=OSEN)

そんなキム・ハソンがレギュラーで起用される可能性を、現地は極めて低いとみている。

アメリカメディア『ジ・アスレチック』は「ジム・ジャービスをAAAへ降格させると同時に、マウリシオ・デュボンをレギュラー遊撃手として起用することを決めた。今回の措置は、ブレーブスがナショナルリーグ東地区の首位を完全に確保できておらず、ポストシーズン第1ラウンドのシード権争いで進展がないことに伴うものだ」と報じた。

ブレーブスは現在、ナ・リーグ東地区2位のフィラデルフィア・フィリーズ(73勝60敗)とゲーム差がわずか4.5試合にとどまっている。10試合近く差が開いていた時期もあったが、現在はかなり縮まった。

ポストシーズンのシードも第3シードだ。第3シードは地区シリーズへ直行できず、ワイルドカードを戦わなければならない。

当初の構想と大きく食い違った状況だ。『ジ・アスレチック』は「ジャービスのマイナー降格は、ブレーブスがトレード期限以降に信頼を示していたこととは完全に相反する決定だ」とし、「当時はホルヘ・マテオを放出し、キム・ハソンの出場時間を減らし、マウリシオ・デュボンをユーティリティプレーヤーとして起用する計画だった」と伝えた。

ジャービスは今季38試合で打率0.207(111打数23安打)、1本塁打、11打点、OPS(出塁率+長打率)0.564の成績にとどまった。マイナー降格直前の7試合では17打数1安打、打率0.059に落ち込んでいた。

ジャービスというライバルが去った状況だが、キム・ハソンは相変わらずチャンスを与えられていない。

26日のロサンゼルス・ドジャース戦でブレーブスは4-3の勝利を収めたが、遊撃手で先発出場したのはデュボンであり、キム・ハソンは守備固めや代走などでも出場できなかった。

前出の通り、キム・ハソンの今季出場は31試合のみ。もはや出場した試合を指で数えることができるほど、立ち位置はほぼ皆無な状態と言える。

『スポーティングニュース』もジャービスのマイナー降格に言及し、「ブレーブスが他の外野手オプションをすべて使い切らない限り、キム・ハソンが継続して出場時間を確保することは難しいだろう。タイミング的な面で実戦復帰によって得ていたアドバンテージが、約3週間試合に出られないことで相殺されてしまったからだ」と解説した。

さらに、「ブレーブスはキム・ハソン獲得で思い描いていた構想が上手く機能しなかったことを惜しんでいるだろう。しかし、デュボンのほうがブレーブスの遊撃手として格段に信頼できる選択肢だ。このユーティリティプレーヤーが当面の間、遊撃手の位置を務めることになるだろう」と強調していた。

(記事提供=OSEN)