飯山市で浸水被害を防ぐ「蓮遊水地」の起工式 台風19号災害の治水対策 2030年度末の完成目指す【長野】
長野県内に甚大な被害を出した2019年の台風19号災害。千曲川流域では治水対策が進められていて、飯山市では26日、氾濫を防ぐ遊水地の起工式が行われました。
飯山市では蓮地区に遊水地が整備される計画で26日、新田恭士副知事や飯山市の江沢岸生市長など100人が集まり、起工式が行われました。2019年に千曲川流域を中心に甚大な被害を及ぼした台風19号災害。国交省や県は、2020年から「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」として、被害があった地域の復旧や治水対策を進めています。
千曲川河川事務所 服部信 副所長
「昨年度、緊急対策プロジェクトの事業期間を(令和)13年度まで延長させていただきましたけど、そのスケジュールの中で順調に進んでいるといったところです。おおむね半分ぐらい来てるんじゃないかなとは思います」
また、2023年からは遊水地の整備も開始。千曲川河川事務所管内では、5か所の遊水地が計画されていて、すでに3か所で工事が始まっています。
蓮遊水地は50ヘクタールに、220万立方メートル、東京ドーム約1.8個分の水をためることができます。千曲川が氾濫した場合、一時的に水をためて市街地への浸水を防ぐほか、川の水位を下げます。
蓮遊水地は9月中旬から工事が始まり、2030年度末に完成を目指しています。

