“売り手市場”続く高校生の就活戦線 石川は建設や介護などの人手不足が顕著に
こちらは、ここから先の高校生の就活スケジュールです。9月5日には応募が始まり16日には選考開始と、まもなく本格化していきます。近年、売り手の優位が続く石川の就活市場。ことしの傾向は…
「失礼します」
26日、金沢商業高校で始まったのは、毎年恒例の模擬面接。
この学校の卒業生が面接官役となり、実践的な面接の練習を行っています。
緊張しながらも笑顔で答えますが、面接官役の先輩からは…
「表面だけをサクッと流すのも全体には必要ですけれども、深掘りしたところがいくつかあると、よりいいかなと思います」
生徒たちは、面接時の振る舞いやアピールポイントの見直しなど、具体的な指導を受けていました。
一方で、こちらの高校では企業からの求人数に対し、就職を希望する生徒の数が全く足りていないと話します。
■金沢商業・土田 清仁 副校長:
「本校、今100名の就職希望者がいますけれども、それに対して県内だけで700件の求人をいただいておりますので、かなり売り手市場にはなっています」
石川県内の高校生の就職内定率は、昨年度は99.2%。
2011年以降、16年連続で99%以上と売り手市場が続いています。
そして、石川労働局では、この傾向はことしも続くと見ています。
■石川県労働局職業安定部・横田 雄介 部長:
「人手不足の状況は引き続き続いておりますので、企業さんが、生徒さんを取り合うという状況は変わらず続くと思います」
特に、建設業や医療、介護分野での人手不足が顕著になっているとしています。
■石川県労働局職業安定部・横田 雄介 部長:
「能登地震の影響もありますので、震災の復旧復興ということで建設分野ですとか、あとやはり、高齢化というのはありますので医療、介護、こういった分野で人手不足が起きているというふうに認識しております」
依然として続く見通しの石川県内の売り手市場。金の卵たちの需要が高まり続けています。
