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 ◇パ・リーグ 日本ハム1―3西武(2026年8月25日 ベルーナD)

 タイミングは紙一重でも、その差は大きくなってのし掛かる。日本ハム・新庄剛志監督が要求した2度の「リクエスト」は、いずれも微妙な判定だったが、勝利の女神は振り向かなかった。

 まずは5回の攻撃だ。難敵・平良に対し、6番・大塚の右前打、7番・水谷の右翼線二塁打で無死二、三塁という絶好のチャンスをつくる。ここで、浅間は2ボール1ストライクからチェンジアップを叩き、右翼の定位置付近まで打球を飛ばした。

 俊足の三塁走者・大塚はタッチアップから本塁を果敢に狙ったが、強肩右翼手・カナリオの返球がダイレクトで捕手・小島のミットに収まり、タッチアウトの判定。送球は少しそれ、大塚のスライディングと小島の必死のタッチはまさに紙一重となったが、無死二、三塁が一転して2死二塁となったのだから、結果は残酷だ。

 次は守備だ。1点ビハインドの6回1死満塁で、マウンドの伊藤は1ボール2ストライクから、9番・仲田に左犠飛を許した。やや浅めの飛球を捕球した左翼手・水谷は素早く本塁へ好返球したが、こちらもリプレー検証の結果、三塁走者の俊足・岸のヘッドスライディングがわずかに早かった。

 8回には清宮幸が14号ソロを放ち、なおも1死満塁としながら追加点を奪えなかった。試合後の新庄監督は「ライオンズさんは満塁で犠牲フライを打った。うちは打てなかった。その差で負けましたね」と振り返った。2位・西武との直接対決で2連戦の第1ラウンドを落とし、4ゲーム差と開いた。