16年ぶり刷新の「新型エルグランド」がUberプレミアムに登場! 手軽に乗れる“最高級ミニバン”とは
需要に応え“高級ミニバン”の新型モデルを導入!
Uber Japanは2026年8月24日、ハイヤー配車サービスである「Uberプレミアム」の対象車両に、日産の新型「エルグランド」を追加し運行を開始しました。
これまでハイヤーといえば大型セダンが主流でしたが、近年は複数人がゆったりと乗車できるラグジュアリーバンの需要が急速に拡大しています。
【画像】日産「新型エルグランド」がUberプレミアムでグッと身近に!? 画像を見る
Uber Japan 広報部 コミュニケーションディレクターの今井久美子氏によると、Uberプレミアムの需要はコロナ禍が明けた2023年と比較して約7倍にも成長しているといいます。主な用途としては、インバウンド旅行者の家族利用や、ビジネスにおける移動が挙げられます。
特に、東京都心から羽田空港や成田空港、東京ディズニーランドへの送迎、さらには長野県や富士山周辺といった長距離移動での利用が多く、長時間の乗車でも快適に過ごせる広い車内空間が求められていると説明。また、新型エルグランドの静粛性や広さは、車内で仕事や休息を取りたいという利用者のニーズと非常に相性が良いと期待を寄せています。
今回導入された新型エルグランドは、16年ぶりに全面刷新し2026年7月16日に発売された日産の高級ミニバンです。
日産自動車 日本マーケティング&セールス担当 執行職の杉本全氏は、単に広い室内空間を提供するだけでなく、大切な家族や顧客との移動を特別な時間に変えることを目指して開発したと語ります。
導入される車両は特別な架装を施していない市販モデル。プロパイロット2.0などの先進技術や電子プラットフォーム、モーターを組み合わせることで、大きな車体を精密にコントロールしています。
杉本氏によると、これにより加減速時の揺れが抑えられ、後席の乗客が酔いにくく疲れない乗り心地が実現されているとのこと。同時に、ドライバーにとっても思いのままに運転でき、長距離の業務でも負担が少ない車に仕上がっていると、その完成度に自信をのぞかせました。
実際の車両運行は、提携するタクシー事業者が担います。今回の取り組みでは、IBIグループと日の丸リムジンがそれぞれ15台ずつ新型エルグランドを導入しました。
IBIグループでモビリティ事業を担当する鈴木嘉規 取締役は、試乗時の第一印象として、非常に静かでしなやかな足回りであったと高く評価しています。また、日の丸リムジン 執行役員の望月幸太 事業戦略本部長も、ラグジュアリーバンとして遜色のない仕上がりであると語りました。
望月氏によると、これまでのエルグランドは車高などのサイズ面からハイヤーとしての導入が難しい面がありましたが、新型ではその課題が解消され、導入の大きな決め手になったといいます。
さらに特筆すべきは、この上質なサービスが決して一部のVIPだけのものではないという点です。鈴木氏は、Uberアプリを通じて通常のタクシーと大きく変わらない料金で手配できるとし「VIP向けの特別なサービスと構えることなく、普通のタクシーを呼ぶ感覚で、気軽にプレミアムな空間を利用してほしい」と呼びかけました。

※ ※ ※
ハイヤー業界では、従来の大型セダンから、より空間に余裕のある高級ミニバンへと利用者の好みがシフトしつつあるといいます。役員送迎などにおいても、部下と同乗するなど使い方が変化しており、多人数が乗れる広さが重視されるようになりました。
現在のUberアプリの仕様では利用者が注文時に車種を指定することはできませんが、今回のエルグランド導入により多様化する乗客のニーズに応える選択肢が広がりました。
配車アプリの普及率がまだ成長途上にある日本において、手頃な料金でワンランク上の移動を楽しめるUberプレミアムと新型エルグランドの組み合わせは、日常の移動手段に新たな価値と体験をもたらす存在となりそうです。

