人型ロボット陸上競技や太極拳などで競い合うイベント「第二届世界人形机器人运动会(第二回世界人型ロボット運動会)」が中国の北京で2026年8月22日〜2026年8月26日の日程で開催されています。100m走の予選では人型ロボットが9秒32という驚異的な記録を樹立し、400m走と15000m走でも人間の世界記録を上回る大記録が生まれました。

世界人形机器人运动会官方网站

https://www.whrgoc.com/

666チームが51種目で競う!第2回世界ヒューマノイドロボット競技大会の見どころを先取り

https://japanese.beijing.gov.cn/latest/news/202608/t20260818_4826897.html

世界人型ロボット運動会は2025年8月に第一回大会が開催されたイベントです。第二回大会には16各国から666チーム・2506台の人型ロボットが参加しており、51種目で競い合います。第二回大会では100m障害と400m障害を除くすべての競技でロボットによる完全自律制御が求められています。

そんな第二回世界人型ロボット運動会の100m走の予選で、中国企業のTianGong Roboticsが開発した「TianGong Ultra」が「9秒32」という記録を樹立しました。人間の世界記録はウサイン・ボルト氏が2009年に記録した「9秒58」であり、ついに人型ロボットが人間を超えました。

TianGong RoboticsはTianGong Ultraが100mを駆け抜ける様子をXに投稿しています。





AP通信が公開した以下の動画では、TianGong Ultraがゴールの先に設置されたマットに激突する様子も記録されています。

Chinese robot breaks Usain Bolt's 100m world record at Beijing games - YouTube

TianGong Roboticsの人型ロボットは「400m走大型ロボット部門」「400m走小型ロボット部門」「1500m走」でも優勝しています。400m走大型ロボット部門では「38秒15」を記録し、ウェイド・バンニーキルク氏が2016年に記録した人間の世界記録「43秒03」を上回りました。





400m走小型ロボット部門の記録は「45秒66」で、人間の世界記録まであと一歩です。





1500m走の記録は「2分21秒」で、1998年にヒシャム・エルゲルージ氏が達成した世界記録「3分26秒00」を大きく上回りました。





なお、100m走の決勝は大会最終日の2026年8月26日に実施される予定です。