横浜Mの16歳・三井寺、本拠デビューで決勝ボレー「勝ってサポーターの皆さんの声を聞けるのですごくうれしい」…今季2点目は開幕鹿島戦に続き、今度は神戸から
◆明治安田J1リーグ▽第3節 横浜M1―0神戸(22日・日産スタジアム)
横浜Mの16歳FW三井寺真(みいでら・しん)が、ホーム・日産スタジアムでのデビュー戦となった神戸戦で今季2点目を決めた。0―0の前半9分に左足ボレーシュートをたたき込み、16歳4か月5日でクラブ記録&J歴代2位の年少得点記録をマークした開幕・鹿島戦以来の得点を記録。新星の勢いはとどまることを知らない。試合は1―0で勝利。鹿島は福岡に3―2で勝利し、開幕3連勝。2025年の昨季から続くリーグ戦の無敗試合を18に伸ばし、クラブ新記録とした。
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雨のピッチで、鮮やかなボレーシュートを突き刺した。衝撃の日産スタジアムデビュー弾に、ホームのサポーターからは、割れんばかりの大歓声がわき起こった。前半9分。横浜Mの16歳FW三井寺が、エリア内で体を倒しながら浮き球を左足で合わせ、ゴール右へ先制点を決めた。「結果を残したかった。うまく合わせようと思ってたら決まりました」。開幕・鹿島戦でJ1年少2番目の16歳4か月5日で得点を決めて以来の2点目は、百年構想リーグの王者・神戸からマークする決勝点となった。
心待ちにした舞台で結果を残した。2002年日韓W杯決勝の舞台にして、クラブの多くの歴史が刻まれた本拠地でのデビュー。3戦連続左ウィングで先発し、わずか開始9分であいさつ代わりの一発。「勝って、サポーターの皆さんの声を聞けるのですごくうれしい」。試合後にはサポーターと喜びを分かち合った。
プロ向きのメンタルの強さが結果につながっている。4月に高1になったばかりで本来ならプロの練習に参加するだけでも気後れしそうだが、小原章吾・編成マネジャーは「トップの練習に参加しても物おじしない。ミスをしても、次のプレーでボールを欲しがって、怖がらないのはすごくプロ向き」と舌を巻く。デビュー戦での衝撃弾に周囲は「どういうメンタルをしているんだろう」と感嘆したが、一喜一憂せず自分のプレーを続けるところにその強さがある。
次の公式戦はJ3福島との天皇杯2回戦(26日・日産スタジアム)。1回戦で天皇杯の最年長得点記録を59歳5か月24日に更新した元日本代表FW三浦知良と43歳差対決の可能性がある。今後に向けて「見ている人を楽しませるようなプレーをどの試合でもできれば。優勝を目指しているので頑張りたい」と誓った。3戦2発。試合を重ねるごとに、新星の輝きはまばゆさを増している。(後藤 亮太)
◆三井寺 真(みいでら・しん)2010年4月2日、青森県出身。16歳。Athletic Club弘前、FCフォーリクラッセ仙台(現フォーリクラッセTOHOKU)を経て、今年1月に横浜Mユースに加入し、4月2日にクラブ史上最年少16歳0日でプロ契約。世代別日本代表の選出歴は25年にU―15、同16、26年に同17。左利き。174センチ、65キロ。
