9秒32を記録して男子世界記録を上回った「天工」(8月22日午後10時20分、北京の国家スピードスケート館で)=照沼亮介撮影

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 【北京=照沼亮介】人型ロボットがスポーツで性能を競う「世界ロボット運動会」が22日、北京で開幕し、陸上100メートル予選で人型ロボットが9秒32(速報値)を記録し、人間の男子世界記録であるウサイン・ボルト選手の記録(9秒58)を超えた。

 北京市のロボット新興企業「北京人形機器人創新中心」が開発した人型ロボット「天工」が記録した。天工は昨年、北京で開催されたハーフマラソンでも優勝している。天工はゴール後は減速用のマットに激突して炎上したが、観客からは拍手が送られた。レースでは天工のほかにもボルトの世界記録を上回るロボットが相次いだ。

 運動会は北京市政府などが主催しており、今年で2年目。2022年北京冬季五輪が行われた「国家スピードスケート館」を会場に26日まで、重量挙げや綱引き、サッカーなど51種目で行われ、中国を含む16か国から、昨年の4倍にあたる2000体超が参加する。