天井の改修工事を行い、座席も新調するなどした「よこすか芸術劇場」=22日、同劇場

 改修工事のため休館している横須賀芸術劇場(横須賀市本町)の大劇場「よこすか芸術劇場」で22日、9月のリニューアルオープンに先駆け「オープンデー」が開かれた。新しくなる大劇場を一足早く見学しようと訪れた多くの市民らでにぎわった。

 馬蹄(ばてい)形のオペラハウス仕様として知られる大劇場は2024年7月から長期休館し、つり天井の改修や座席の新調、ロビーのカーペットの張り替えなどが行われた。

 3年ぶりの開催となったオープンデーで参加者は改修工事の軌跡を振り返るスライドショーや舞台装備を動かしたショーなどを鑑賞し、舞台の上へ。ピンスポットライトを浴びたり、客席を背景に写真を撮ったり、普段とは違う景色を楽しんでいた。

 舞台裏を回るツアーでは照明室や楽屋、舞台袖などを見学。ミニコンサートなど多彩なイベントも行われた。

 市立小4年の富山玄気さん(9)は「舞台から客席に座る人の表情が見えてびっくりした。演奏する側の気持ちも分かったし、ライトを浴びて注目されるのも気分がよかった」と笑顔で話した。

 同劇場は1994年、戦後日本ジャズ発祥の地「EMクラブ(米海軍下士官兵集会所)」の跡地に立てられた。