“絶対王者”藤井竜王・名人を擁する北関東と“不死鳥”九州が激突!大注目の準決勝スタート 第1局は木村九段と古賀六段が激突/将棋・ABEMA地域トーナメント2026

将棋の早指し団体戦「JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026」の準決勝第2試合、北関東ブリッツァーズ 対 九州サザンフェニックスの戦いが、8月22日、東京都渋谷区の「Abema Towers(アベマタワーズ)」内特設スタジオで始まった。盤石の布陣で勝ち上がってきたドリームチームと、怒涛の勢いで悲願の初本戦進出を決めたチームが、決勝の切符を懸けて激突する。
【映像】解説棋士も「かっこいい!」と思わず唸った木村九段の一手
予選Bリーグから勝ち上がった北関東ブリッツァーズは、ドラフト会議で5チーム競合の末にエースを獲得した最強の布陣だ。監督を務める羽生善治九段(55)のもと、藤井聡太竜王・名人(王位、棋聖、棋王、王将、24)が予選で怒涛の連勝劇を見せつけるなど絶対的エースとして君臨している。極限の早指し戦で藤井竜王・名人の心拍数が急上昇する人間らしい一面や、木村一基九段(53)、佐藤天彦九段(38)、三枚堂達也七段(33)が控え室からモニター越しに戦況を見つめて一喜一憂する姿など、盤外でも多くのドラマを生み出してきた。
対する九州サザンフェニックスは、予選Aリーグを怒涛の連勝劇で駆け抜け、悲願の初本戦進出を決めた。監督を務める深浦康市九段(54)の指揮のもと、永瀬拓矢九段(33)、佐々木大地七段(31)、西田拓也六段(34)、古賀悠聖六段(25)が強固なチームワークを発揮。今大会からの新ルール「先手番入札制度」ではメンバー同士で相談し合いながら巧みな心理戦を仕掛け、高確率で先手番を獲得して盤上を有利に支配してきた。控え室でも活発に意見が飛び交う和気あいあいとしたムードで、最高の仕上がりを見せている。
対局前、北関東の羽生監督は「(九州は)個性の強い棋士が揃い、予選でも圧倒的に勝ち上がってきた強いチーム。団体戦ですが、自分自身も良いパフォーマンスを発揮してチームに貢献したい」と大一番に向けた意気込みを語ると、藤井竜王・名人も「先手番入札に力を入れていきたいし、すでに心拍数がかなり上がってきている。大事な試合になるので、チームに貢献できるようにしっかり集中して頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。
対する九州の深浦監督も「(北関東は)羽生、藤井とタレントが揃ったチームだが、九州はそういった時に力を発揮する。チームに貢献できるよう、力を合わせて一局一局頑張っていきたい」と力強く応じ、立ちはだかる最強の壁に全力で挑む構えを見せた。
準決勝第1試合では、“無敵艦隊”中国・四国ナヴィセトスがすでに決勝進出を決めている。勝てば決勝、負ければ敗退となる運命の大一番。持ち時間を削ってでも先手番を奪いにいくのか、生中継ならではの緊迫した駆け引きが予想される。最強のドリームチームか、勢いに乗る不死鳥か。決勝への切符をかけたドラマチックな激闘から、一瞬たりとも目が離せない。

【準決勝・第1ステージ対戦カード】
北関東ブリッツァーズ 対 九州サザンフェニックス
第1局:木村一基九段 対 古賀悠聖六段
第2局:三枚堂達也七段 対 佐々木大地七段
第3局:羽生善治九段 対 西田拓也六段
第4局:佐藤天彦九段 対 永瀬拓矢九段
第5局:藤井聡太竜王・名人 対 深浦康市九段
◆JEMTCスペシャルABEMA地域トーナメント2026 超早指しの『ABEMAトーナメント』と『地域対抗戦』が融合した新シリーズ。全国を6つの地域ブロックに分け、全8チームによって競う団体戦。各チームは監督1名とドラフト会議で指名された棋士4名の計5名で構成される。予選は4チームずつ2リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出。試合は5本先取の9本勝負で、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。今大会より「先手番入札制度」を採用。対局開始前に持ち時間を「競り」にかけ、提示した時間がそのまま対局時の持ち時間からマイナスされる。
(ABEMA/将棋チャンネルより)
