独自開発の「空飛ぶ救命浮き輪」 西湖観光区でハイテク救助道具が稼働

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中国外交部の報道官がこのほど、中国東部の浙江省杭州市内の本格的な先端技術を世界のネットユーザーに紹介する動画を海外のSNSサイトに投稿しました。その先端技術とは杭州西湖観光区警察が独自開発した「空飛ぶ救命浮き輪」で、瞬く間に大きな話題になりました。この救命浮き輪は自律飛行ができ、おぼれている人のそばまで飛んで着水して浮力を提供し、救助活動が終わった後には水面から飛び立ち自力で戻ることができます。

4つのプロペラを備えたこの浮き輪は最高飛行速度が毎秒14メートル、有効作業範囲は2000メートルで、雨や雪の天候や、風力6(風速13.8メートル)までの状況での離陸能力を備えています。着水すればプロペラが自動的に閉じて落水者を誤って傷つけることを防ぐ設計で、水上では体重80キロの成人2人に浮力を同時に提供することができます。

杭州市西湖景勝区警察分署の警察官は「景勝区では一部の無人警察車両にこの『飛ぶ救命浮き輪』を配備している。次の段階として重点地区での配備を進め、救援できる範囲を拡大していく」と説明しました。

「空飛ぶ救命浮き輪」の機能は落水者に浮力を提供することだけで、救助のためには最終的に人手が必要です。このため、西湖観光区を巡回する楼海鋒警察官はドローンを搭載した無人船を自ら開発しました。落水者発生の通報を受け次第、ドローンは船から発進し、上空からの視界を生かして迅速に捜索して位置を正確に特定します。そのことで、人が落水者に近づいて救助できるようになるわけです。さらに実用的なのは、ドローンが夜間の捜索に有効な大光量の探照灯を装備していることです。

紹介によると、このドローンは無人船からの電力供給で長時間にわたり充電を続けた状態で飛び立つので、空中に3時間以上滞在できます。400ワットの照明装置は20メートルの上空でバスケットボールコート2面分の面積を照らすことができ、救援効率を大幅に高めます。ドローンは高電圧を使用しているためにモーターによる揚力は一般のドローンよりも強く、最高で風力7(風速17.1メートル)の状況で正常に作業することができるとのことです。(提供/CGTN Japanese)