【倒産情報】環境配慮型の住宅を展開した寒河江市の建築会社が破産申請へ 最盛期の年商は7.5億円も…同業者間の競合などで売上高縮小 建直し臨むが資金繰り限界に 負債約1億2800万円(山形)|東京商工リサーチ
山形県寒河江市の住宅建築会社「(株)創建」が7月31日付で事業を停止し、自己破産の準備に入っていたことがわかりました。
負債総額は約1億2800万円に上ります。
東京商工リサーチによりますと、「(株)創建」は1988年6月に創設。38年あまりの業績を持ち、「家族といっしょに呼吸する健康な家」をテーマに漆喰や珪藻土などの自然素材を用いた環境配慮型の住宅建築を展開。
また、エクステリア専門の関連企業を設立して駐車場、外構、造園工事などにも進出し、寒河江市や西村山郡の一般顧客を主体に実績を重ね、最盛期となる1998年3月期には年商7億5107万円を計上していました。
しかし、この期を境に、同業者間での競合や長引く景況悪化を反映して厳しい営業環境を強いられ、少しずつ売上高は縮小し、2000年以降は2億円内外の水準に落ち込み、近年ボトムとなる2020年3月期には9320万円を記録しました。
■巻き返しで一時持ち直すも…資金繰りは限界に
その後は、既存の施主への深耕営業を強化し、リフォーム、増改築工事などにも積極的に取り組んで巻き返しにつなげ、売上高は2023年3月期に2億7314万円まで持ち直したものの、一時的な回復に止まり、直近2026年3月期には1億7466万円に低迷し、当期赤字2329万円を計上していました。
今期(2027年3月期)も建直しを期して通常営業を続けていましたが、債務超過のひっ迫した財務状態が続く中で資金繰りは限界を迎え、事業継続を断念したということです。
負債総額は約1億2800万円に上っています。

