【特集】竿燈妙技大会悲願の初優勝へ 竿燈会の挑戦に密着 秋田
県内では各地で夏祭りが開催されていますが、秋田市の夏の風物詩「秋田竿燈まつり」は今年も盛り上がりました。
期間中、差し手が技を競い合う妙技大会も開かれました。
大若団体規定の演技で初優勝を目指して挑んだ竿燈会を取材しました。
約100人が所属する川口竿燈会。
小さいころからずっとこの竿燈会で練習を続けてきた男性がいます。
鈴木康成さん。
毎日のように顔を合わせるメンバーは家族のようなもの。
「みんな毎日練習がんばってますので、期待できるかなとは思います」
鈴木さんが竿燈を始めたのは小学4年生のころ。
友だちと一緒に練習し技を覚えるたびに夢中になりました。
鈴木さんは秋田市にある工場で働いています。
高校を卒業するときに秋田市内での就職を決めたのは竿燈を続けるため。
毎日楽しみにしている日替わり定食。
鈴木康成さん
「いつもおいしいです。ここのから揚げは」「仕事も力仕事だし、竿燈の時、練習で結構疲れるので食べないとバテちゃう」「竿燈をどうやって次の世代につなげていくかっていう。竿燈の面白さを伝えなきゃいけないっていう、かなりひしひしと感じてる。そこが難しい」
メンバーの信頼が厚く、去年、この竿燈会の代表に選ばれました。
竿燈の技術を競い合う大会があります。
代表として、このメンバーを優勝に導きたい…。
竿燈妙技大会。
5人1組で、ほかの竿燈会と技の完成度を競い合います。
川口竿燈会は、これまで何度も入賞してきましたが優勝経験だけが、ありません。
鈴木康成さん
「また2位かっていう。本当に優勝を目指してたんで、そこはやっぱり悔しかったですね」
「2位じゃだめなんですかね」
「2位じゃダメなんです。やっぱ1位じゃないと」「優勝目指して毎日練習がんばってるんで今年こそは優勝とれるようにがんばってます、はい」
大若団体規定。
決勝トーナメントに進んだのは、エントリーした60チームのうち川口竿燈会を含む16チーム。
今年も、予選、そして決勝トーナメント1回戦を抜けた川口竿燈会。
決勝トーナメントでは、2つのチームが並んで演技。
7人の審査員の判定で勝敗が決まります。
準決勝で競うのはこの10年だけで4回優勝している下肴町。
何度も夢見た優勝まで、あと2つ…。
少しのミスやふらつきが負けにつながる競り合い。
今年も、つかめなかった。
それでも、また、目標に向かって進みます。
たとえ、今手が届かなくても努力を続ける道のりで成長できるはずだから。
※8月19日午後6時15分のABS news every.でお伝えします