「その時は私も泣いた」平本蓮、“空白”の774日間 妻が明かした知られざる苦悩「このまま引退になるんじゃないかなと…」本人も葛藤

総合格闘家の平本蓮は朝倉未来を撃破して以降、再戦を前に怪我による774日の長期離脱を余儀なくされた。その平本が来月10日に京セラドーム大阪で開催される『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』で戻ってくる。相手は鈴木千裕を破っている強敵のカルシャガ・ダウトベック。自身にとって大事な一戦を前に、怪我から復帰までの道のり。そして、その空白の期間にあった壮絶な苦悩と葛藤を美人妻とともに明かした。
2024年7月28日、「超RIZIN.3」で平本蓮と朝倉未来が激突。注目の一戦は1ラウンド、平本が左ストレートを突き刺し、左右のフック、追撃のパウンドで劇的なTKO勝利を収めた。その後、翌年3月に予定されていた東京ドームでの再戦が平本の負傷により中止となる。外傷性肩関節不安定症と手術によって、“ケガには強い”との自負があった平本がよもやの長期での戦線離脱となった。その復帰へのプロセスもまた、まさかの連続。一時は“引退”の2文字が頭をよぎるほど厳しい現実に直面していた。
「このまま引退になるんじゃないかなと思ったりもした」(平本蓮)

平本はリハビリ期間中を振り返り、「今年の1月、2月くらいまでは痛みが止まらなくて、激しい運動がずっとできない状態だった」「結構ネガティブになりました。まさか自分がこんな大怪我をするなんて夢にも思っていなかった。なんかあったらすぐ治るっていう勝手な過信もあった」などと思うように進まなかったリハビリ期間を振り返り「このまま引退になるんじゃないかなと思ったりもした」と珍しく弱気な本音をのぞかせた。
精神的、コンディショニング的に一番近くで平本を支え続けた妻の里乃さんも、当時の苦難を回想する。「普段はそんなに弱音を吐く人ではなく、数えるくらい。1、2回くらいしか見せたことがない」と語る一方で、「同じ手術をした普通の人よりも治りが遅い」と平本の不安を感じとっていた。「思ったより良くなってないなという時があって。『もしかしたらもうリングに戻れないんじゃないか』という話を2人でしていて、その時は私も泣きました」と知られざる夫婦間のエピソードを明かした。
絶望的な状況の中でも、平本は自身で新ジム「STILL THE GOAT」を立ち上げるなど、格闘技に対する情熱は変わらなかった。虎視眈々と地道なトレーニングとリハビリを重ねた結果「左手のパンチが強くなりすぎた(笑)」と語るほどの手応えを掴むまでに回復。苦難の期間を経て、再びリングで熱狂を生む準備は整っている。
17日に放送された『超RIZIN.5〜浪速の超復活祭り〜 超緊急追加カード発表&国民超予想SP』では、ファン100人による平本復帰戦の勝敗予想が発表され、62人(残る38人がダウトベック勝利を予想)が“平本勝利”を支持した。ファンの期待に応え、平本が復帰戦を“超復活”で飾ることができるのか。その先に、朝倉未来との因縁の再戦はあるのか――注目だ。
