将棋の「伊藤園お~いお茶杯第67期王位戦七番勝負」第4局が8月18日、長崎市の「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」で対局を開始した。防衛と7連覇を目指す藤井聡太王位(竜王、名人、棋聖、棋王、王将、24)に、王位初挑戦の伊藤匠二冠(叡王、王座、23)が挑む最高峰のシリーズ。藤井王位が一歩リードとなる2勝1敗で迎えた重要な一戦は、伊藤二冠の先手番で幕を開けた。

【映像】藤井王位VS伊藤二冠 注目の第4局

 開幕局となった第1局は、挑戦者の伊藤二冠が白星を飾り好発進。しかし、続く第2局では藤井王位が快勝してスコアを五分に戻すと、北海道・登別市で行われた第3局でも超高難度の大激戦を制して連勝を飾り、シリーズの主導権を握った。本局は、藤井王位が勝利してタイトル防衛に「王手」をかけるか、カド番を避けたい伊藤二冠が踏みとどまって再びスコアをタイに戻すか、今後のシリーズ展開を大きく左右する絶対に負けられない大一番となる。

 本シリーズで王位戦7連覇という大記録達成を目指す藤井王位と、今年度に入ってさらなる飛躍を遂げている伊藤二冠。将棋界の現在と未来を担う同学年同士の対決となった“真夏の七番勝負”は、全国のファンから熱視線を集めている。

 対局の舞台となる「ガーデンテラス長崎ホテル&リゾート」は、世界的建築家の隈研吾氏が設計を手掛けた全7棟からなるラグジュアリーリゾートホテルで、2023年4月には大規模なリニューアルが完了している。モナコ、上海市とともに「世界新三大夜景」に制定されている長崎市の美しい夜景を望むことができる。

 王位戦七番勝負は持ち時間各8時間の2日制で行われる。1日目の本日は午後6時に「封じ手」が行われ、あす19日の夜までに決着する見込みだ。世界に誇る絶景の地・長崎を舞台に激突した両者が、本局ではどのような盤上ドラマを紡ぐのか。決着の時まで、その戦いのゆくえから目が離せない。
(ABEMA/将棋チャンネルより)