大切なペットを熱中症からどう守る 犬の散歩は地面の温度に注意 猫も室内で発症の危険
危険な暑さが続く中、熱中症に注意が必要なのは、人間だけではありません。
イヌやネコなど、ペットも熱中症に注意が必要です。お盆明けも厳しい暑さが続く東海地方。
17日午後3時までの最高気温は、名古屋で34.4℃、岐阜・多治見で34.9℃となりました。
こうした暑さで、気をつけたいのが熱中症。
ただ、熱中症になるのは、人間だけではありません。
イヌやネコなど、大切なペットも注意が必要です。
「ペットに熱中症があるということがあまりわからない。エアコンはずっとかけているし、水分は切らさないように必ず補給している」(犬を飼っている人)
「暑い時は出ない。冷房はちゃんとこの子だけのために」(犬を飼っている人)
「散歩は夕方もしくは朝早く。午前5時とか6時前くらいには行くようにしている」(犬を飼っている人)
熱中症はどんな兆候?
名古屋市守山区の「動物医療センター もりやま犬と猫の病院」ではこの時期、ペットの熱中症を疑って受診するケースも少なくないといいます。
「特に今年は40℃ぐらいになった日があるが、その前後では『熱中症ではないか』と来院があり、熱中症を確認しました」(淺井亮太 院長)
Q.多い時で1日何件ですか?
「10件くらいです。ここ数年、徐々に増えてきた感じはあります」(淺井院長)
特に犬の熱中症が多い
特に注意が必要なのは、犬です。
「最初の症状は、呼吸が速くなりすぎて、よだれが止まらない。そわそわして落ち着きがない、元気がないという症状が出てきてしまう」(淺井院長)
重症化すると横たわって動けなくなったり、けいれんを起こしたりして、命に関わることもあります。
「動物医療センター もりやま犬と猫の病院」では2024年5月から現在までに、熱中症が原因で死んでしまうケースが27件ありました。
最近も、熱中症の疑いがみられたフレンチブルドッグが、病院に向かう途中で息を引き取ったといいます。
「短頭種のボストンテリアやブルドッグ、フレンチブルは熱中症になることがあり、高齢や太っている、肺や心臓に病気を持っている犬は、温度管理の調節がもっと必要になってきます」(淺井院長)
犬の目線に下げると…
散歩にも注意が必要です。
「目線を犬の高さに下げてみます。アスファルトはかなり熱を帯びています。この暑さの中での散歩は、犬にとってかなり負担になりそうです」(上坂アナ)
犬は人間よりも背丈が低いため、強い日差しを受けたアスファルトの熱の照り返しを、より近くで浴びることになります。
Q.これだけ暑い中でも散歩をさせるのは、大丈夫かなと思うのですが
「夏の昼間など暑い時間の散歩は避けて、涼しい時間を狙う」(淺井院長)
室内で過ごす時は…。
「基本的に温度は22~25℃くらい、湿度も40~60%くらいが適切といわれています」(淺井院長)
猫にも熱中症の危険が
熱中症は犬だけではありません。
室内で過ごすことが多い猫も、熱中症になることがあります。
もし、熱中症の症状がみられた場合は、身体全体に常温の水をかけて風を送り、熱を逃がすのが効果的とされています。
応急処置をしたら、早めに受診しましょう。
