リサの熱愛報道で浮き彫りに?BLACKPINKは「恋愛対応も個人の判断」へシフトか
BLACKPINKのリサに新たな熱愛の噂が持ち上がった。
相手として名前が取り沙汰されているのは、3歳年下であるタイ人俳優のブルー・ポンティワットである。
リサはこれまで、ルイ・ヴィトンなどを傘下に持つフランス企業「LVMH」一族のフレデリック・アルノーと長らく交際が噂されてきた。だが、彼との破局説が流れる中で、今度は年下俳優との親密な間柄が話題となっているのだ。
香港や日本に一緒にいたという目撃情報や、お互いの家族間の交流を匂わせる情報などがネット上で拡散しているものの、現在のところ両者から交際を認める公式な発表はない。あくまで熱愛の噂の段階である。

しかし、今回の報道を目にして気になるのは、リサの交際相手が誰かということだけではない。
かつてのYGエンターテインメントによる一括対応現在のBLACKPINKにおいて、メンバーの恋愛問題について答えるのは誰なのか。そうした素朴な疑問である。
BLACKPINKの熱愛報道といえば、かつてはYGエンターテインメントによる対応自体が世間の注目を集めた。
例えば2023年にジスと俳優アン・ボヒョンの熱愛が報じられたとき、YGは「良い感情を持ってお互いを少しずつ知っていく段階」として交際を認めている。
メンバーの熱愛を所属事務所が公式に認めることは異例であり、2人の交際は海外のメディアでも大々的に報じられた。

その一方で、ジェニーとBIGBANG・G-DRAGON、そしてBTS・Vとの関係が話題になった際には、YGは肯定も否定もしないというスタンスを取った。
また、ロゼと俳優カン・ドンウォンとの間に熱愛説が出た際は、当初「アーティストの私的領域なので確認が難しい」と説明していたが、憶測が飛び交うと同日のうちに改めて「熱愛説は事実ではない」と明確に否定した。
つまり“YG時代”においては、回答の内容に違いこそあれ、少なくとも対応窓口は明確であった。メンバーの熱愛説が出れば、まずは所属事務所であるYGエンターテインメントが発表する公式な見解に注目が集まったのである。
グループ活動と個人活動で分かれた現在の体制しかし、現在のBLACKPINKは当時とは状況が異なる。
グループとしての活動は引き続きYGエンターテインメントと関係を維持している一方で、個人活動については4人がそれぞれ別々の体制で進めているのだ。
ジェニーは自身のレーベル「ODDATELIER」を、リサは「LLOUD」を、そしてジスは「BLISSOO」を設立した。ロゼについても、ソロ活動の拠点を「THEBLACKLABEL」へと移している。
いわゆる、「ソロ活動は各自で、グループ活動は一緒に」という形である。
それぞれの音楽活動や俳優活動に関してはわかりやすい。では、恋愛事情についてはどちらに分類されるのだろうか。
BLACKPINKというグループ全体に関わる問題なのか、それともメンバー個人の私生活として、各々の所属先が判断を下すべき問題なのだろうか。
すでに、その問いに対する答えを示すような事例も出ている。2024年に、ジェニーとGOT7のベンベンがアメリカに一緒にいる写真が拡散し、熱愛説が持ち上がった際のことである。
このときジェニー側は「熱愛説は事実無根」と否定した。「2人は普段から親交があり、アメリカで会って食事をしただけ」と、非常に具体的な説明を行った。

少なくとも、YG時代にも見受けられた「私生活なので確認が難しい」という対応とは印象が異なっている。
個人活動の体制が変化したことにより、私生活に関する説明についても、より本人に近いところで判断が下されるようになった可能性がある。
恋愛に対するスタンスもそれぞれが選択する時代へさらに興味深いのはロゼのケースである。
今年1月、ポッドキャスト番組「Call Her Daddy」に出演したロゼは、自身の過去の恋愛について自ら口を開いている。
彼女は、秘密の交際を継続するために、カツラや服を用いて年配の女性のように変装し、相手の家へ向かったことまで打ち明けた。
そして、恋愛に関して質問されるたびに記事やコメントを気にしてしまう胸中を語り、「K-POPグループ出身だからといって、別の種類の人間というわけではない」という趣旨の思いまで語った。
かつては所属事務所の公式見解を通じて語られることが多かった私生活について、今度は本人が自らの言葉で語っているのだ。

ジェニーは個人の事務所側が明確に否定し、ロゼは自ら過去の恋愛を明かす。そして今回のリサに関しては、現在のところ公式な立場は発表されていない。
このような違いそのものが、現在のBLACKPINKを象徴しているようにも思える。
当然ながら、個人の事務所に移ったからといって、今後メンバーたちがすべての熱愛報道に対して明確な回答を出すとは限らない。
恋愛はあくまで私生活の一部であり、本人や所属先があえて回答しないという決断を下すことも十分にあり得るからだ。
今回のリサの件についても、沈黙を保っていること自体から交際が事実だと推し量ることはできない。
ただし、大きく変化したのは「誰が公式対応の窓口になるのか」という点であろう。以前であれば、メンバーの熱愛説が浮上すると、まずは所属事務所であるYGエンターテインメントの見解が注目されていた。
現在は、4人がそれぞれ別のマネジメント体制を敷いている。
そうなると、熱愛の噂に対して「否定するのか」「説明するのか」「何も言わないのか」といった判断まで、4人それぞれのやり方になっていく可能性がある。
現在のBLACKPINKは、ソロ活動は各自で行い、グループ活動は一緒に行っている。そしてその変化は、音楽やドラマ出演、広告契約といった分野だけにとどまらないのかもしれない。
熱愛説にどう答えるのか。あるいは、そもそも答えないのか。恋愛に関する距離の取り方に至るまで、それぞれが自ら選択していく。
そういった意味において、BLACKPINKは今や“恋愛もソロ活動”の時代へ突入したと見ることもできそうである。
(記事提供=スポーツソウル日本版)

