SNS経由の保険金不正請求 消費者の認知進まず
●10代は現実で居場所を失うリスクを懸念
調査対象者に、SNS上でのやりとりをきっかけに、保険金詐欺への関与を勧誘してくる行為について知っているかを尋ねたところ、認知している人は全体の5割以下で、その大半は「以前からなんとなく知っている・聞いたことがある程度」であることがわかった。
今回の調査結果を踏まえて、日本損害保険協会はこれまで行ってきた啓発ポスターの活用や協会ウェブサイトでの発信だけでなく、若年層を対象にしたデジタル広告の展開といった、より分かりやすく伝えるための啓発活動に取り組んでいく。
そのほか日本損害保険協会では、保険金不正請求にかかる情報を受け付ける通報窓口「保険金不正請求ホットライン」を設置して、通報された情報を損害保険会社と共有するとともに、保険金などの請求歴や請求・支払いに係る不正請求、および不正の疑いのある事案についての、損害保険会社などとの情報交換、地域の警察と損害保険各社で構成する「損害保険防犯対策協議会」の全都道府県への設置を通じた、損害保険を悪用した犯罪の排除に必要な情報交換、警察への捜査協力なども行っている。

