ドジャース・大谷 剛腕ブルワーズ・ミジオロウスキーから三塁打も…絶好機で3球三振
◇ナ・リーグ ドジャース1―4ブルワーズ(2026年8月15日 ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手(32)が15日(日本時間16日)、本拠地でのブルワーズ戦に「1番・DH」で出場。剛腕ミジオロウスキーと対戦し、第2打席で適時三塁打を放つも、1―4の5回1死満塁の絶好機で3球三振に倒れ、試合にも敗れた。1打席目から右腕は104マイル(約167・4キロ)超えを連発。大リーグ最高峰の対決は今後も続いていく。
メジャー最強右腕の名に恥じぬ剛速球だった。この日も1番で先発した大谷がいきなりミジオロウスキーと対決。初球から103・7マイル(約167キロ)をマークするなど全球真っすぐ勝負してきた球威に押され、6球目で三飛に打ち取られた。
前日の予告通りだった。右腕は対大谷について「僕は速球を投げる。彼が打つか、打てないか。やってみれば分かる。“さあ、打ってみろ”ということです」と宣戦布告。初球から104マイル級を4球連続で投げ込んだ。デーブ・ロバーツ監督も「試合開始から最初の4球が全て104マイルなんて見たことがない」と舌を巻いた。
ただ、大谷もやられたままでは終わらない。0―2の3回2死一塁。追い込まれてから100・3マイル(約161・4キロ)の直球に食らいついた。打球は高く弾んで一塁手の頭上を越え、右翼線を転々。三塁まで駆け抜け、今季3本目の三塁打で1点を返した。
最大の勝負どころでは大谷が完敗した。1―4の5回1死満塁。絶好機で迎えた3度目の対決に球場の盛り上がりは最高潮に達した。本塁打なら逆転の場面。しかし、初球のスライダーを空振り、2球目の直球は見逃し、最後は再びスライダーにバットが空を切って3球三振。フリーマンも空振り三振で試合もそのまま敗れた。
ミジオロウスキーは大谷の3打席目に「正直に言うと、ゴロを打たせようとしていた。でも空振りが取れた」と笑った。この日投げた球速上位5球は全て大谷の打席。一段ギアを上げて挑んでいた。“怪物対決”は右腕に軍配が上がったが、リーグ地区首位を走る両軍の本当の勝負の場は10月のポストシーズン。借りは必ず返すのが大谷だ。(奥田 秀樹通信員)

