ジンバブエの名門ハイランダーズFCで、給与の未払いを巡って選手がストライキを起こした。現地紙『The Chronicle』などが報じている。

 ハイランダーズの選手たちは、未払いとなっている給与への抗議としてトレーニングを拒否。16日に行われるチブク・スーパー杯のチキン・イン戦を控える中、チームの準備にも影響が及んでいるという。

 ハイランダーズは1926年に創設され、ジンバブエ第2の都市ブラワヨを本拠地とする国内屈指の名門。リーグ優勝を何度も経験し、99年から02年には4連覇を達成した。クラブは「Centenary 1926-2026」を掲げており、今季は記念すべき創設100周年を迎えている。

 しかし、その節目のシーズンに給与問題が繰り返されている。4月には給与の支払い遅延を理由に選手がトレーニングを拒否。5月にも未払い給与を巡ってストライキが発生し、6月には給与や勝利ボーナスの未払いを理由に再び練習をボイコットした。

 背景には厳しい財政事情もあるようだ。現地メディアによると、クラブの月間人件費は7万ドル(約1040万円)を超える一方、スポンサーからの拠出は月4万1000ドル(約610万円)程度。毎月3万ドル前後の不足が生じる財務構造となっており、7月には財政問題やクラブ運営などについて議論する臨時総会も開催された。

 創設100周年という大きな節目を迎えた名門だが、相次ぐ給与問題と選手のストライキに揺れる厳しいシーズンとなっている。