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 ◇ナ・リーグ ドジャースブルワーズ(2026年8月14日 ロサンゼルス)

 ドジャース山本由伸投手(27)が14日(日本時間15日)、本拠でのブルワーズ戦に先発。5回までを3安打1失点、毎回8奪三振の好投で、試合を確実につくった。

 立ち上がりから抜群の安定感を示した。初回、先頭のミッチェルを97.4マイル(約156.7キロ)直球で、続くチョウリオもカットボールで連続見逃し三振。3番・バウアーズには四球を与えたが、次打者・ボーンを97.7マイル(約157.2キロ)直球で二ゴロに仕留めた。

 相手打線の粘りに苦しみ、初回だけで26球を要したが、山本は自らの投球でリズムを取り戻した。味方が先制した直後の2回は先頭打者を四球で歩かせたが、次打者・コントレラスを96マイル(約154.5キロ)シンカーで三ゴロ併殺。7番・ララも3球三振に仕留め、この回を12球で終え、ペースをつかんだ。

 圧巻は3回だ。先頭のハミルトンをスプリットで空振り三振。1死から二塁打を許したが、1番・ミッチェルをカウント0―2から投じた高め直球が一度はボール判定されたが、自ら右手で頭を数度叩き、ABSチャレンジを要求。判定が覆り、見逃し三振となった。さらに2番・チョウリオもスライダーで空振り三振。この回奪った三振はすべて3球三振だった。

 5回、先頭のララに右翼フェンス直撃の二塁打、次打者・ハミルトンに三塁前へのバント安打を許し、無死一、三塁のピンチを招くと、犠飛で同点とされた。しかし崩れることなく後続を断って、この回を最少失点で終え、先発としての責任投球回を投げ抜いた。

 1―1の5回2死、パヘスが左越えに20号勝ち越し弾を放つと、ベンチ内の山本は両手を挙げて喜びを表現。昨季に並び、メジャー自己最多となる12勝目の権利を得た。

 山本はこの試合まで21試合に登板し、チームトップタイの11勝を記録。6投球回以上、自責点3以内のクオリティースタートを16度記録するなど、安定感は群を抜いている。