どうする日銀?「物価高」倒産を止められるのか…企業物価2カ月連続7%台の高水準
この高水準はいつまで続くのか。
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日銀が13日発表した7月の企業物価指数(速報値、2020年平均=100)は135.8となり、前年同月比で7.2%上昇した。6月の7.3%から上げ幅こそ5カ月ぶりに縮小したものの、7%台は2カ月連続だ。
企業物価指数は企業間で取引される商品の価格を示す。中東情勢の悪化が非鉄金属や石油・石炭製品などに幅広く影響し、調査対象となった515品目のうち、実に8割超の434品目が上昇した。
企業物価指数は家庭が購入するモノやサービスの価格動向を表す消費者物価指数の先行指標とされる。庶民は「まだまだ値上げ基調か」とウンザリだが、同様に苦しさを募らせているのが中小・零細企業だ。
「物価高」倒産は昨年を上回る可能性が
東京商工リサーチによれば、「物価高」倒産は8カ月連続で前年同月を上回り、7月は93件(前年同月比20.7%増)。22年からの円安局面では、これまで最多だった24年5月(88件)を上回り、最多件数を更新したのだ。1〜7月累計は533件で、この勢いでは、年間で昨年(769件)を上回り、800件台に乗せる可能性が出てきたという。
業種別では最多が飲食店の19件(前年同月比58.3%増)。食材費だけでなく、ガス・水道などの光熱費の高止まりが続く一方で、来店客数の減少リスクがあるため、価格転嫁が進んでいない実態があるからだ。
日米協調の為替介入もむなしく、半月で1ドル=159円台まで円安に戻ってしまった。日銀は物価動向を見極めた上で、9月の金融政策決定会合で利上げの可否を判断する構えだが、ベッセント米財務長官の催促だけでなく、物価をめぐるデータが利上げを求めている
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