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 ◇女子ゴルフ 全米女子アマチュア選手権最終日(2026年8月9日 米テネシー州 ザ・ホーナーズC=6539ヤード、パー72)

 前日から持ち越した準決勝の残りと決勝(36ホール)が9日に行われた。予選1位の岩永杏奈(17=大阪桐蔭高3年)は決勝でアスタリスク・タリー(17=米国)に8&6(6ホールを残して8ダウン)で敗れて準優勝。1985年の服部道子、2022年の馬場咲希に続く日本人3人目の大会制覇はならなかった。

 女子アマチュア世界一のタイトルには手が届かなかった。それでも岩永は「ここまで勝ち進むことができたのでうれしいし、たくさんのことを学んだ」と充実感をにじませた。

 予選を1位通過。マッチプレーは2回戦で苦戦したものの順調に勝ち上がった。24年大会準優勝のタリーとの決勝も序盤は互角。9ホール目では難しいパットを沈めてリードした。だがその後は球がディボット跡に止まる不運もありボギーを重ねた。6ホールを残して敗戦が決まった。

 山下美夢有らを輩出した大阪桐蔭高の3年生。25年スタンレー・レディースホンダで9位に入るなど国内ツアーで活躍し、下部ツアーでは史上8人目のアマチュア優勝も達成している逸材。今年はナショナルチームに選ばれ、AIG全英女子オープン覇者・桑木志帆を指導する岩本砂織コーチの下で腕を磨いている。

 決勝に進出したことで来年の全米女子オープン出場権を獲得し「トップレベルの選手と一緒にプレーし、そのレベルを間近で感じたい」と声を弾ませた。今年の国内女子のプロテストにも挑む17歳は「将来、いい成績を残せるように頑張りたい」と決意を新たにした。

 ▽全米女子アマチュア選手権 1895年に第1回が開催され、1946年創設の全米女子オープンよりも歴史がある。歴代優勝者にはジュリ・インクスター(米国)、リディア・コ(ニュージーランド)らが名を連ねる。現在の大会方式は36ホールのストロークプレーで争う予選ラウンド後、上位64人によるマッチプレーを実施。準決勝までは18ホール、決勝は36ホール。優勝者には翌年の全米女子オープンなどの出場権が付与される。

 ◇岩永 杏奈(いわなが・あんな)2009年(平21)1月20日生まれ、兵庫県出身の17歳。5歳の時、父・憲浩さんの影響でゴルフを始める。23年日本ジュニア女子12〜14歳の部優勝。24年日本女子オープン16位(ローアマ)。25年日本女子アマ2位、世界ジュニア選手権15〜18歳の部女子優勝、下部ツアーの明治安田レディースで史上8人目のアマチュア優勝。得意はPW。1メートル62。血液型O。