ここに一枚の写真がある。軍艦旗の寄せ書きを持ち、満面の笑顔で握手をする二人の男。写っているのは、左がベストセラーとなった『大空のサムライ』(潮書房光人新社)を著した元零戦搭乗員・坂井三郎、右は元米海兵隊の戦闘機パイロット・マリオン・カール(Marion Eugene Carl)。いずれも太平洋戦争における日米で有数の「撃墜王」として知られた戦闘機乗りである。