長崎の平和式典 台湾代表団、外交団エリア外に 李駐日代表、長崎市の態度「残念」
李氏は台北駐日経済文化代表処(大使館に相当)の報道資料を通じ、昨年は「世界に平和への決意を示す初めての機会を大切にするため、屈辱的な扱いにもかかわらず出席した」と説明。この1年間、日本の国会議員や地方議員、市民団体を通じて長崎市に対して申し入れや働きかけを行ってきたものの、長崎市は依然として台湾に適切な待遇を与えなかったため、台湾側の参列者も格下げせざるを得なかったと述べた。
また、「台湾は主権独立国家であり、中国(中華人民共和国)と互いに隷属しない。中国は一日たりとも台湾を統治したことはなく、台湾の中華民国は中国よりも先に建国されており、台湾が中国の一部であったことは一度もない」と表明。「長崎市が中国の意向に屈し、台湾の国家地位を矮小化し、台湾の尊厳を侮辱したことに対して厳正に抗議し、非難した」と明かした。
その上で、核兵器開発計画を拡張しているのはまさに中国だと指摘。平和祈念式典で訴える「核兵器廃絶」と「恒久平和実現」の要望は、中国に向けて言わなくてはならないと述べた。
(戴雅真/編集:田中宏樹)

