外国人審判への“性的接待”疑惑の大韓サッカー協会 ロンドン五輪銅メダル剥奪の可能性も? 韓国メディアが報道
大韓サッカー協会(KFA)が、過去に外国人審判らおよそ十数人に性的接待をしていたと複数の韓国メディアが報じている。
韓国メディアの報道によれば、対象となったのは2014年ブラジルW杯アジア予選や、2012年ロンドン五輪最終予選、A代表の国際親善試合など計7試合。これらの試合を担当した外国人審判団やマッチコミッショナーら十数人に対し、性的接待が行われたとされる。当時の接待費用はサッカー協会の法人カードで処理され、数十万ウォンから100万ウォンを超える支出が確認されたという。韓国代表はこの7試合を5勝2分けで終えており、負けはなかった。
『STAR NEWS』によれば、こうした不正行為があったにもかかわらず、FIFAによる処分を免れる可能性があるという。FIFA倫理規定では、違反行為に対する時効が5年から10年に設定されているため、2011〜12年に発生した今回の事案は時効の対象になると伝えている。
しかし問題とされているのがオリンピックだ。オリンピックはFIFAではなくIOCが主催する大会で、IOCは事実上、時効を設けずに厳格に事案を判断する。同メディアは「当時の審判への性的接待が試合結果や韓国のW杯予選突破などに直接的な因果関係があったのかどうかが重要になるが、開催国であるサッカー協会が審判団に性的接待を行っていたという事実そのものが、オリンピックの公正性を損なう不適切な行為と判断される余地は十分にある」としている。
該当する試合には、2012年ロンドン五輪の予選も含まれている。韓国は本大会の3位決定戦で日本を下し、銅メダルを獲得した。この点について同メディアは、「事態がさらに深刻化し、IOCが何らかの動きを見せることになれば、予選の過程でオリンピック精神を大きく逸脱した行為について、後になって責任を問われる可能性もある。最悪の場合、ロンドン五輪男子サッカーで獲得した銅メダルが剥奪される可能性も排除できない。韓国サッカー史に、また一つ恥ずべき出来事として刻まれることになる」と伝えている。
現時点でIOCによる具体的な動きは確認されていないが、10年以上前の問題が今になって表面化したことで、韓国サッカー界にさらなる波紋を広げる可能性もありそうだ。

