落合博満氏 まさにオレ流慧眼(けいがん)阪神は「強いっていうような(試合)運びじゃないよ」
セ・リーグの優勝争いはどうなるのか!! 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(72)が7日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。後半戦3連勝スタートを切るなど前半戦最終戦から4連勝していた阪神について「そんな大して喜べるような試合運びではないよ。強いっていうような(試合)運びじゃないよ」と指摘した。
本来は公開当日か前日に収録が行われるトレンド映像だが、熱烈阪神ファンであるインタビュア1号の都合で今回は4日の試合前に収録が行われていた。その時点で阪神は前半戦最終戦から4連勝で首位に立ち、2位の巨人に2ゲーム差をつけていた。
「もう50試合切ってね。そろそろ第4コーナーに差し掛かるような展開なんだけども、このまま行くかどうかは分かりませんよ」
野球の怖さを熟知しているからこその言葉で始まった。
連覇を目指す阪神に対して落合氏は「まず打線、ピッチャー、全て去年とは違う。去年は選手個々にね、やるべきことをきちっとやっていたけども、今年はまだそこが“え、どうしちゃったの”っていうようなところがチラホラ見られるからね。ピッチャーの使い方も去年とはちょっと違う。それだけメンバーがそろっていないと言えばそろっていないんだろうと思う」と私見を口にした。
4月26日の広島戦(甲子園)でリードオフマンの近本光司外野手が死球により左手首を骨折し長期離脱。沖縄春季キャンプ中の2月11日の紅白戦(宜野座)で石井大智投手が左アキレス腱を断裂し、まだ戦列復帰できていないなど、投打の中心選手の抜けた穴は大きかった。
「勢いに乗ったかなと思う」と口にした1号に「勢いだけで野球をやるのか?勢いは続かないよ。オレはどっちかというとマイナス思考の人間だから。最悪のことを考えてゲームプランを立てる方だから。何ゲーム(差)あったって、これで大丈夫だって言うようなシーズンは送っていないから。最後まで分かんないよ」
さらに「対戦相手があることだから3連勝すれば3連敗するっていう可能性もなくはないんだよ。火水木はビジターだろ。横浜との(ここまでの)対戦成績は7勝6敗だろ。ほぼ五分だよ」
3連戦の試合結果は阪神の1勝2敗。対戦成績は8勝8敗の五分。2位の巨人とは1ゲーム差。セ・リーグの優勝争いは、まだまだ熱くなりそうだ。まさにオレ流慧眼だった。

