インファンティーノ会長に批判殺到【写真:ロイター】

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アリ会長はインファンティーノ会長を「脅迫」と非難した2日後に未払い金を受け取った

 ヨルダンサッカー協会のアリ・ビン・アル・フセイン会長は現地時間8月6日、国際サッカー連盟(FIFA)から未払いとなっていた賞金が突然支払われたことを明かした。

 英紙「ザ・サン」は、同会長がジャンニ・インファンティーノ会長を「脅迫」と猛烈に非難したわずか2日後に資金が届いた劇的な展開を報じ、「深刻な懸念を変えるものではない」との強硬なスタンスを伝えている。

 アリ会長は自身の公式X(ツイッター)を更新し、昨年12月にカタールで開催されたFIFAアラブカップの未払いボーナスが木曜日の朝に支払われたことを確認した。ヨルダン代表は同大会で決勝に進出していたが、8か月にわたって賞金の支払いが滞っていたという。選手やコーチングスタッフへ資金が届いたことには感謝を示しつつも、支払いの遅延はサッカー界が直面している困難の象徴であると指摘した。

 同紙は、資金到着のわずか48時間前にアリ会長が行った痛烈な批判に注目している。北中米ワールドカップ(W杯)の期間中、財政難に苦しむヨルダン協会への援助と引き換えに、インファンティーノ会長の再選を支持するよう迫られたという。アリ会長はその不適切な働きかけについて「状況全体が脅迫に等しく、我々はそれに屈することを拒否する」と怒りを露わにしていた。

 突如として未払い金が支払われたものの、アリ会長のFIFAトップに対する不信感は払拭されていない。「私の明確な立場を変えるものではない」と強調している。さらに「インファンティーノ会長を支持することはないし、彼に投票することもない」と断言。W杯の一部売却計画への反発から求心力を落としているインファンティーノ会長にとって、依然として厳しい逆風が吹き荒れている。(FOOTBALL ZONE編集部)