5回、東海大甲府・伊沢は中前に適時打を放ち、ガッツポーズで一塁に向かう(撮影・坂部計介)

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 「全国高校野球選手権・1回戦、東海大甲府5−2鶴岡東」(7日、甲子園球場)

 東海大甲府がリードを守りきり、夏は11年ぶりの初戦突破を果たした。巨人、楽天などで活躍した元プロ野球選手の仲沢監督は記念の甲子園初勝利となった。

 初回から積極的に攻撃をしかけた。1死二塁から田中三、伊沢の連続適時打、さらに犠飛で3点のリードを奪った。1点差に迫られた五回には再び伊沢が突き放すタイムリー。七回には田中颯のタイムリーが飛び出し、クリーンアップが全員打点を記録した。

 投げては先発の熊谷が5回2失点でしっかりとゲームを作ると、六回から登板したエース・村尾が鶴岡東に反撃を許さなかった。

 仲沢監督は2008年度ドラフト6位で巨人に入団。その後、12年から楽天でプレーした。2024年4月から恩師・村中監督の後を受けて母校の監督に就任。記念すべき甲子園初勝利となった。

 試合後の勝利監督インタビューでは「初回からいつも通りのバッティング、守備だったので選手達が地に足をつけてやってくれた」と語った。伊沢の適時打には「粘り強くできているというか、追い込まれてからいい打撃ができている。大きな一本だった」と振り返り、継投については「村尾がいつでもいける準備ができていたので。理想的な形ができた」と言う。

 初采配で初勝利に「私自身も右も左もわからないので、いつも通りのベンチの雰囲気を変えないように。選手達も県大会と同じようにやってくれたと思います」と明かしていた。