「捜索されるような犯罪だったのか」韓国代表監督の選任過程で不当な関与の疑い。KFAへの家宅捜索を自国メディアが報道「無能な組織というイメージを…」
「捜索されるような犯罪だったのか」と、同メディアは問いかける。KFAも当惑しているという。
記事によれば、ソウル警察庁広域捜査団・金融犯罪捜査隊は、8月6日の午前9時、天安市のコリアフットボールパーク内に設置された協会事務所と、ソウル市鍾路区のサッカー会館に対して家宅捜索令状を執行した。
「警察は、2024年にホン・ミョンボ前監督が代表チームの指揮官として選任された過程で、当時のチョン・モンギュ会長およびイ・イムセン前技術総括理事らが不当に関与したかどうかを捜査している。警察は捜索の2日前にあたる4日、ホン・ミョンボ前監督をすでに被疑者の身分で召喚して調査しており、イ・イムセン前技術総括理事についても召喚・調査を終えている」
関係者の1人は記者との電話取材で、「家宅捜索を受けるのは今回が初めてだ」と嘆いたが、ある程度は予想されていた展開ではあったようだ。
先の北中米W杯で、韓国はグループステージで敗退。KFAの改革を求める声が高まっていた。チョン・モンギュ前会長は大会直前に辞意を表明したが、批判的な世論を沈静化させるには至らず。KFAの関係者は国会の聴聞会において、政界から激しい叱責を受けた。
「警察による今回の捜査は、その後続措置とみられる。しかし、協会がホン・ミョンボ前監督を選任する過程で手続き上の一部の不備はあったとしても、それを犯罪と見なすのは難しいという意見も少なくない。
実際に、警察は同一の容疑で2024年に一度、捜査に着手しながらも、2年間にわたって結論を出せずにいたため、今回も意義ある結果が出るかどうかは疑問視されている」
そう見立てる『スポーツ京郷』は、「しかし協会は、捜査の結果とは別に、無能な組織というイメージをしばらくの間、払拭することは難しくなった」と指摘。「スポーツ団体の中で最もグローバルな組織であるという評価は、すでに崩れ去っている」と論じる。
「ホン・ミョンボ前監督の選任とは無関係な職員たちの士気が、地に落ちているのは当然だ。協会は聴聞会の前後を通じて、国会議員室からの資料提出の要求が相次いでいることにより、本来の業務を十分に遂行できていない状況にあると伝えられている」
W杯での早すぎる敗退。それによる混乱で、韓国代表の次期監督もいまだ決まっていない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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