NHK渋谷放送局(C)日刊ゲンダイ

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 フジテレビの性暴力やハラスメントの問題はテレビ界において氷山の一角だったようだ。NHKは5日、職員が番組出演者から性被害に遭う事案があったことを発表。職員は体調を崩して休職後、別の職場での復帰を望んだものの聞き入れられず、被害の発生から異動がかなうまでに約3年かかったという。井上樹彦会長は「本件被害が発生したことは痛恨。当時の対応の不適切さを心よりおわび申し上げます」とのコメントを出した。

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「NHKは中居正広氏の女性トラブルと、それに伴うフジテレビの対応をニュース番組『ニュースウオッチ9』などで報道しました。まさにちょうどその頃、似たような問題がNHKでも起きていたかもしれないのに、NHKに出入りしている制作会社の複数の幹部に話を聞いてみても“まったく知りませんでした”と口を揃えます。相当厳しいかん口令を敷いていたことがうかがえます」(テレビ局関係者)

 フジはその後、中居氏の番組出演を継続させていた対応が批判を集め、港浩一社長(当時)らが会見したものの、さらなる炎上を招き最終的に経営陣の引責辞任や巨額の損害賠償訴訟へと発展する異例の事態となった。

 フジなどが設置した第三者委員会は一連の行為を「業務の延長線上における性暴力」と認定。事態を放置・隠蔽したフジ経営陣の判断を厳しく批判した。NHKは5日午後に会見を開いたが、まさか井上会長の“痛恨”のコメントで終わらせるつもりではないだろう。

 ネットでは《何の番組の誰なのか。見たくない番組に入れるから公表して欲しい》《集金の取り立てすごいんだから受信料を払ってる人達に対しての礼儀ではないか》《出演者って誰なのか? 今も明かされないまま出演しつづけていたら闇深いです》などと、受信料の不払いにつながりかねない厳しいコメントが相次いでいる。

「日テレは昨年6月、外部弁護士の調査に基づき、国分太一の複数コンプライアンス違反を確認して『ザ!鉄腕!DASH!!』からの即時降板を決定しました。具体的な違反内容は『プライバシー保護』を理由に明かしませんでしたが、加害側の出演者には厳しい対応で臨みました」(同前)

 NHKが今後どこまで事実関係を明らかにするのか注目される。

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