KNB北日本放送

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1週間前の熊本地震の際、大型商業施設で発生した爆発は、LPガスが漏れて爆発した可能性があると見られていて、富山県内の商業施設も緊急点検を行います。また、災害の際に避難所となる市役所に、LPガスの備蓄設備を設けている南砺市は、緊急時のマニュアル作成を検討しています。

先月28日の熊本地震発生後、イオンモール熊本では大規模な爆発が発生し、7人が死亡、26人がけがをしました。

原因は「LPガスが漏れて爆発した可能性がある」と見られ、経済産業省や消防、警察などが調査を行っています。

経済産業省 担当者
「ガスが起因かどうか、確認するのが一番の目的」

イオンモールの親会社・イオンは、全国の商業施設で、ガス設備の緊急自主点検を順次始めています。

富山県内には、高岡市と砺波市にイオンモールの施設があり、高岡市は2007年に、砺波市は2015年に、災害時に一時避難所として活用するなどの連携協定を結んでいます。

今回の事故を受けて、高岡市は「爆発原因や経緯が明らかになった時点で、ガス設備や避難経路などを店舗に確認したい」としています。

災害時に避難場所となっている施設に、LPガスの設備があるところは、県内でも多くあります。

南砺市は、市役所を大規模災害時の一時的な避難所と定めていて、避難者の生活に活用できるよう、LPガスの備蓄タンクと供給設備が一体となった、いわゆる「災害バルク」を6年前から敷地内に設けています。

地震などで万が一、ガス漏れがあった場合の対策は。

南砺市財政課 林 幸則主幹
「このバルク(タンク)の中に検知器があって、(ガス漏れを) 検知したときに、警報機を通じて電話回線でガス会社に自動で連絡する仕組み」

常時およそ450キロのLPガスを備蓄していて、普段は市役所ホールの空調に利用しています。最大で140時間ほど稼働できるということです。

市では4年に1回の法定点検と、1年に1回、自主点検を行ってきました。

南砺市財政課 林 幸則主幹
「現時点では(災害バルクの緊急時マニュアル)は作っていないんですけど、今回の事故を機に考えなくてはいけないかなとは思っています」

イオンモール熊本の爆発事故の原因特定が待たれるとともに、災害時に避難場所となる施設では安全のために万全の対策が改めて求められます。