それから会食のレストランでは、ウェイターを呼び付けて高圧的な態度で『料理遅いよ!』とかクレームを言っていて。相手によって態度をコロッと変えるような人間性の男とは、できれば縁を切りたいなって思いました」(Bさん/32歳)

 その会社の先輩は、どんな女性に対してもやさしい風の言動で接していたそうですが、相手が自分より“下”の立場の男性だとみなすと、横柄な本性を現すのかもしれません。

 前提として、本来ならば“上下”なんてなく、タクシーの運転手さんも飲食店のウェイターさんもその先輩より“下”ではないはずなのですが、相手の職業によって無自覚のうちに見下しているのではないでしょうか。

 いくら女性に対しては紳士的だったとしても、女性はその男性の“自分への態度”だけでなく、その男性の“他者への態度”も見ているもの。そしてそのギャップが悪い方向で大きいと、男性の本質に失望して心のシャッターを閉じてしまうことでしょう。

◆「俺は悪くない、○○が悪い」という他責思考な男

「大学時代の親友の彼氏(当時28歳の男性)が他責思考のクズ野郎でしたね。とある有名な外資系企業に就職してたので、初対面のときはとにかく“俺自慢”が激しかったのを覚えています。

 その後何回か会っているうちに、自分の社内評価が全然上がらなかったのか、『会社の評判が悪いから仕事が取って来れない』とか、『上司ガチャにハズれたから俺の年収が上がらない』とか、愚痴ばっかり言うようになって。

 けっきょく、親友とその男は破局したんですけど、彼が他の女と浮気したのに『お前が悪い。お前のせいで俺は浮気してしまった』という謎理論で親友が責められたそうです(苦笑)。こういう男はダサすぎるから、親友も別れられて良かったなと思います」(Cさん/30歳)

 こういった男性は自己評価や自己肯定感がやたら高いため、自信満々で魅力的な人物に見えることもあるのでしょうから、Cさんの親友女性は当初、そのひどい他責思考を見抜けなかったのでしょう。

 自分の能力の低さや自分の落ち度を認める勇気がないと、自己保身で正当化ばかりしがち。その結果、上司や恋人といった身近な人物に責任転嫁してしまうのかもしれません。

 いずれにしても多くの女性が惹かれるのは、逆境にこそめげずにポジティブな言動ができるバイタリティ溢れる男性です。この親友の彼氏のような思考回路だと「ダサい」というレッテルを貼られてしまうのがオチでしょう。

◆アラサー女性がドン引きした男たちを反面教師に!

 3人の女性の実体験エピソード、いかがでしたか?

 彼女たちがドン引きした男性たちを反面教師に、「恋愛対象外どころか友人・知人としてもかかわりたくない!」なんて思われないような言動を、日々心掛けていきましょう。

<文・堺屋大地>

―[ゼロ恋愛 〜経験値ゼロから学ぶ恋愛講座〜/堺屋大地]―

【堺屋大地】
恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。本連載意外に『SmartFLASH』(光文社)でドラマコラム連載、『コクハク』(日刊現代)で芸能コラム連載。そのほか『文春オンライン』(文藝春秋)、『現代ビジネス』(講談社)、『集英社オンライン』(集英社)、『週刊女性PRIME』(主婦と生活社)、『女子SPA!』(扶桑社)などにコラム寄稿。LINE公式のチャット相談サービスにて、計1万件以上の恋愛相談を受けている。公式SNS(X)は@SakaiyaDaichi