◆米大リーグ ドジャース4―9レッドソックス(31日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 レッドソックス吉田正尚外野手(33)が31日(日本時間8月1日)、敵地・ドジャース戦に「5番・DH」で先発出場。大谷翔平投手(32)との「侍対決」で5打数2安打1打点と逆転勝ちを演出する活躍を見せた。

 まずは1点リードの3回1死満塁。代わったばかりの3番手左腕アービンの2球目を捉えた。一塁フリーマンの正面への当たりとなるも、難しいバウンドを名手が捕りきれずに後逸。その間に2人の走者が生還した。一度は2点適時打と判定されたが、後に失策に変更された。それでも、1打点が記録された。

 チームがラファエラの2ランで逆転し、なおも1死一塁で迎えた7回の打席では三塁への内野安打でつなぎ役に。モナステリオの2点二塁打などを演出し、レ軍は一挙5得点のビッグイニングをつくった。吉田は9回先頭でも右前打をマーク。代走を送られて退いたが、後半戦の初戦だった17日(同18日)の本拠地・レイズ戦以来のマルチ安打と意地を示した。

 7月のレ軍は球宴休みを挟んで1946年に並ぶ球団記録の15連勝を記録。21勝4敗で今月の戦いを終えた。勝率8割4分は15試合以上あった月では球団史上最高の勝率となった。

 3月のWBCでは大谷翔平らとともにメジャーリーガーの1人として日本打線の主軸を形成した吉田。今年で4年目となったレッドソックスではなかなか結果を出せずにいるが、大谷、山本、佐々木と日本人トリオの在籍するドジャース相手に躍動した。

 試合前にはオリックス時代の盟友でもある山本と談笑した吉田。1日(同2日)の試合では先発する山本との初対決が実現する可能性が高そうだ。この日の試合後、NHK中継のインタビューに応じた吉田の一問一答は以下の通り。

ドジャース戦で勝利

「ラファエラ選手が素晴らしい一打で後半勢いつきました」

―3回にエラーを誘う一打

「ゲッツーとかは一番避けたいと思ったんですけど。ゴロピッチャーだと思ったんですけど、ちょっと打たされてしまって、結果点は入りましたけどちょっと寂しい打席だったかなと思います」

―2安打。打撃の状態は

「いいとは思いませんけど、必死にいいスイングを心がけてやってます」

―チームにはDHの選手も多い

「僕は(起用法を)決められないですけど、しっかり結果を出して信頼をつかめるようにやっていきます」

―チームは7月を21勝4敗で終えた

「前半けっこう厳しい試合が続いて借金が多かったんですけど、本当に連勝してる時は日替わりヒーローじゃないですけど、こういう今日みたいな逆転できるゲームが多かったのでこういう連勝が続いたかなと思いますし、また引き続きしっかりカード勝ち越しというところをチームは目標にやってますので明日が大事になるかなと思います」

―ファンに向けて

「今日はボストンが勝って、翔平がホームラン打って、もう素晴らしい日だったんじゃないでしょうか」