工場の操業停止など経済影響広がる…半導体関連も【熊本で最大震度7の地震】
今回の地震で、熊本県内では工場の停止が相次ぐなど経済への影響が出ています。
▼ホンダは、震度6弱を観測した大津町のバイクを製造する工場で一部、水漏れなどが発生したため31日まで稼働を停止するとしています。
関連会社の部品メーカー・アステモは、子会社の宇城市の工場で稼働を停止し従業員数人がけがをしたということです。
▼トヨタ自動車は、福岡県内の3つの工場の稼働を停止していましたが、けさから再開しました。
ただ、仕入れ先などへの影響を確認する必要が生じたため、29日夕方から31日まで再び工場を停止するということです。
▼湖池屋は、益城町の工場で一部の設備で不具合が見つかり、28日に引き続き、29日も生産を停止しています。
▼サントリーは、嘉島町の工場で、建屋内の一部に損傷が見つかり、確認作業のため稼働を停止しています。
▼このほか、森永乳業、メルシャンの工場で稼働を停止しています。
一方、熊本には半導体関連企業の工場が集まっています。
▼台湾のTSMCは、菊陽町にある工場について、28日、建物の安全性が確認されたと発表し、生産設備の確認を進めているとしています。
現在建設中の第二工場については、余震が発生する可能性を踏まえ、一部の工事を中止しています。
▼ソニーは、菊陽町にある子会社の半導体工場の稼働を停止し、設備の状況の確認を行っています。
一方、長崎・大分・鹿児島にある工場も稼働を停止していましたが、こちらは29日中に再開したということです。
▼半導体製造装置大手の東京エレクトロンは、合志事業所と大津事業所の稼働を停止し、安全点検を行っています。
現時点で建物・設備に大きな損害は確認されていないということです。
