JR五能線全線開通から90周年! リゾートしらかみが走る路線 貴重映像で振り返る五能線の歴史 秋田
秋田と青森を結ぶJR五能線は、今年、全線開通から90周年です。
この節目を祝う式典が、25日に開かれ、県内の沿線の自治体関係者も出席しました。
人気の観光列車・「リゾートしらかみ」が走る路線として知られる五能線の歴史を、貴重な映像で振り返ります。
五能線では、全線開通90周年を記念し、25日から27日までの3日間限定で臨時列車が運行しました。
乗客の心をつかむための新たな試みを続けながら、歴史を築いてきました。
「今くまげら編成の車両がホームに入ってきました」
今から20年前の2006年、五能線を走る観光列車・「リゾートしらかみ」に新たな車両がお目見えした際の映像です。
私・田村修は当時32歳。
視聴者のニーズをつかむため、今も昔も現場に足を運びます。
私が生まれたのは、1973年。
その年の五能線の様子を記録した映像が秋田放送に残っています。
詳しい撮影場所の記録は残っていませんでしたが、この年は、五能線から蒸気機関車が“引退”した年です。
1936年の全線開通から今年で90周年の節目の年を迎えるのにあわせ、25日、青森県深浦町で記念の式典が開かれました。
県観光文化スポーツ部 高橋雅昭部長
「モータリゼーション(自動車の普及)、国鉄の分割民営化の波の中で一時は路線の存続が危ぶまれるという危機に直面した時期もあったと伺っております」「秋田新幹線の開業とともにデビューした観光列車・リゾートしらかみは日本の観光列車の先駆けとして今なお絶大な人気を誇っていると認識しております」
式典には、沿線の自治体や、観光に携わる関係者が出席し、臨時列車の出迎えも行いました。
今年は全線開通から90周年。
そして来年は、五能線の名を全国に広めた観光列車、リゾートしらかみが、運行開始から30年を迎えます。
リゾートしらかみの前身・ノスタルジックビュートレイン(1990年)
「海岸線の景色を楽しみながら旅ができるノスタルジックビュートレインは4月21日から走り始めました」
五能線に、本格的な観光列車が登場したのは、1990年。
開放的な展望デッキを設けた、ノスタルジックビュートレインが、人気を集めました。
この列車の後を継ぐかたちで1997年に誕生したのがリゾートしらかみで、現在は、3つのタイプの車両が運行しています。
沿線の自治体にとって五能線は、観光客の獲得だけでなく、地元住民の生活にも欠かすことができません。
秋田との県境にある深浦町には、秋田県内の高校に列車で通う生徒もいます。
JRと五能線の沿線自治体は、五能線の利用促進と地域活性化を目的とした協議会を設立していて、手を携えながら、新たな歴史を築いていくことにしています。
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なお秋田放送では来月16日午後4時55分から、五能線の全線開通90周年に合わせた特別番組を放送予定です。
過去からこれまでの映像に加え、五能線の旅の魅力も紹介します。
※7月27日午後6時15分のABS news every.でお伝えします