「手足口病」の患者数 35都府県で警報レベル超え 2年ぶりの大規模流行
夏に子どもを中心に流行する「手足口病」の患者数が増加しています。全国35都府県で警報レベルの目安を超えています。
国立健康危機管理研究機構(JIHS)によりますと、全国およそ2000か所の小児科から報告された手足口病の患者数は、今月12日までの1週間で2万557人で、1医療機関あたり9.12人でした。前の週の1医療機関あたり7.03人から増加しています。
都道府県別にみると、千葉県が15.4人と最も多く、次いで奈良県の14.83人、埼玉県の14.78人となっていて、警報レベルの目安にあたる定点あたり5人を超えたのは35都府県となりました。全国的に警報レベルを超える大規模な流行は2024年以来、2年ぶりとなります。
手足口病はこどもを中心に主に夏に流行し、手のひらや足の裏、口の中などに発疹が現れる感染症です。発熱は38度以下のことが多く、感染するとほとんどの人は数日で回復しますが、まれに髄膜炎や脳炎など重い症状を引き起こすこともあります。
厚生労働省は、今後も流行が続く可能性があるとして、手洗いを徹底することや、タオルの共用を避けるよう呼びかけています。
