新車88万円”の「ビベルトラック」

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利便性に優れたミニカー

 軽トラックでは大きすぎるけれど、原付バイクや自転車では荷物の積載量や雨の日の移動に不安がある。

 そんなドライバーが抱える悩みを解決する、画期的な「三輪トラック」が新車で販売されています。

【画像】超カッコイイ! これが“新車88万円”の「ミニ軽トラ」です!(40枚)

 都市部特有の狭い道路事情や、近距離配送における“ラストワンマイル”問題への解決策として、この「次世代のモビリティ」は大きな注目を集めています。

 その車両が、神奈川県伊勢原市に拠点を構えるメーカー「バブル」が開発した「ビベルトラック(VIVEL TRUCK)」です。

 ミニカーとして登録可能なこの超小型モビリティは、まるで遊園地のアトラクションを思わせる愛らしい外観が特徴ですが、その内部には日本の実用的なニーズを深く研究して設計された本格的な機能が備わっています。

 ビベルトラックの特筆すべき点は、その圧倒的なコストパフォーマンスです。

 動力源は電動モーターで、100Vの家庭用コンセントから充電できます。ガソリンスタンドに寄る必要はなく、自宅や事業所でスマートフォンと同じような感覚で手軽に充電が可能です。

 ゼロエミッションで環境に優しいだけでなく、走行コストも非常に低く、電気代に換算すると約150円で100kmもの距離を走れます。加えて、ミニカー登録のため自動車税は原付バイクと同等レベルに抑えられ、車検や車庫証明も一切不要という、経済的なメリットも大きな魅力です。

 実用面でも徹底的に考え抜かれています。全長2170mm、全幅1070mmというコンパクトなボディは、軽トラックでもためらうような狭い路地を軽快に走行でき、駐車スペースの確保も容易です。

 また、新型モデルでは左右のドアが標準装備となり、雨風や寒さをしのげる快適な室内空間が実現しました。

 後方のリアボックスは縦64cm×横85cm×高さ43cmの十分な容量を持ち、上開きのフタが付いているため、悪天候時でも荷物を濡らすことなく安全に運ぶことが可能です。

 このクルマを運転するのに特別な資格は必要ありません。普通自動車免許(AT限定も可)があれば誰でも乗ることができ、ヘルメットの着用義務もありません。乗車定員は1名で、まさに究極のパーソナルモビリティと言えるでしょう。

 これほど多くの機能と高い実用性を備えながら、ビベルトラックの車両価格は88万円(消費税込)と、100万円を下回る戦略的な価格設定がなされています。

 ビベルトラックは、手軽さと経済性、そして進化した実用性を兼ね備えることで、クルマとバイクの長所を併せ持った第3の移動手段としての地位を確立しつつあります。

 個人の日常的な移動から法人の配送業務まで、幅広いニーズに応えるこのユニークな電動三輪車は、これからの近距離モビリティのあり方を大きく変える可能性を秘めていると言えるでしょう。