【ダブルインパクト】ドンデコルテまた準V 昨年M−1に続き…名前いじられる渡辺銀次「金が欲しい」無念
漫才とコントの総合力で競う賞レース「ダブルインパクト2026 漫才&コント二刀流No.1決定戦」が20日、東京・汐留の日本テレビで行われ、ドンデコルテは惜しくも準優勝に終わった。
漫才、コントの2ジャンルを披露し、合計得点で争う同大会。今年はドンデコルテのほか、ななまがり、蛙亭、ダンビラムーチョ、TCクラクション、今夜も星が綺麗、滝音、ビスケットブラザーズの8組が決勝大会を争った。ドンデコルテは2ラウンドの合計得点が943点。優勝した滝音にわずか8点差で涙をのんだ。
寿命が縮まりそうな展開の連続だった。ファーストステージは2番手で登場し、コントを選択。傘の万引きで捕まった男(渡辺銀次)が、巨大スーパーの劇狭なバックヤードで店員(小橋共作)との奇妙なやりとりで笑わせた。461点は8組中5位で、薄氷の通過。8組が演じ切るまで、勝敗の行方は分からなかった。
対照的に、ファイナルステージの漫才では審査員5人全員が95点以上を付ける圧倒的高評価。482点、総合943点で暫定トップに立ったが、再び同じ苦しみに襲われた。点差はわずか。他の組の得点が発表されるたび、渡辺は胸を押さえ、小橋は泣きそうな表情を見せながら吉報を祈った。しかし、最後の最後に滝音にかわされ、悲願のタイトルは夢と消えた。
再び訪れたビッグチャンスを、今度こそ逃したくなかった。昨年はM−1グランプリで決勝に進出。上位3組のファイナルステージにも進んだが、たくろうの爆発力に屈した。それでも、準優勝はインパクト抜群。テレビに引っ張りだことなり、売れっ子の仲間入りを果たした。渡辺は「初めて忙しくさせてもらっているので。嵐のように過ぎ去っていった、この半年」と振り返った。
渡辺は芸名が銀次。「名前が銀次なので、よく言われるんです。シルバーコレクター」と、自嘲気味に話す。「違うだろ。金が欲しいですねえ」とつぶやいた。この日もネタ披露後、小橋が「もし負けたとして、も、僕らめちゃくちゃ売れているんで大丈夫です」と笑わせたが、渡辺は「金が欲しい!金が欲しい!金が欲しい!」と強い思いを口にしていた。その願いはかなわなかった。
ダブルインパクトは今年で2回目。ファーストステージでは漫才、コントを任意で選びネタを披露。セカンドステージでもう一方のジャンルを選択する。ネタ時間はそれぞれ4分。出場組は前回の7から8へ増加した。一方で、前回は全組が漫才、コントを披露できたが、今大会ではファースト上位5組がセカンドへ進み、下位3組はその時点で敗退するシステムに変更された。
MCはかまいたちの山内健司、濱家隆一、女優・橋本環奈が、昨年に続き担当。審査員は千原ジュニア(千原兄弟)剛(中川家)後藤輝基(フットボールアワー)田中卓志(アンガールズ)辻クラシック(ニッポンの社長)が、それぞれ務めた。またファイナリスト応援団として、吉村崇(平成ノブシコブシ)、タレント佐々木久美が出演した。
昨年はニッポンの社長が優勝し、初代王者に輝いた。

