開始3分に先制を許し、前半だけで4失点のフランス。後半に盛り返したが、最終的には4−6で敗れた。(C)Getty Images

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 思うところがあったようだ。

 フランス代表は現地7月18日、北中米W杯の3位決定戦でイングランド代表と対戦。前半はまさかの0−4。後半に盛り返して二度、1点差に詰め寄ったが、最終的には4−6で敗れた。

 この試合にフル出場したアドリアン・ラビオは、『BeIN Sports』のインタビューで「前半は、正直に言うと、かなり恥ずかしい入り方をしたと思う」と振り返る。

「こういう試合で、これほどの選手の振る舞いを見たのは、私にとって初めてのことだった。本当にがっかりしてしまったというのが正直なところで、この大会で最後にきちんとした姿を見せる機会だったわけだから。これまで自分たちが積み上げてきたものを忘れてはいけない」

 静かな口調で、苦言を呈した。

「スペインとの準決勝で負けた後に、大きな失望感があったのは事実だけど、それでも最後まで仕事をやり遂げなければならなかった。ああいう形で物事を投げやりにするわけにはいかない。

 もちろん、ハーフタイムにはお互いに話し合って、もう少しプライドを持って何かを見せなければならないと言い合った。後半は明らかに良くなったけど、前半の一部の選手の振る舞いについては、まったく容認できないものだった」

 この試合を最後に、ディディエ・デシャン監督が退任する。

「その他の部分について言えば、今夜、特に強調しなければならないのは、やはり監督のことだと思う。というのも、これが監督にとって最後の試合だったから。スタッフ全員、ギィ、フランク、シリル、彼らはみんな、本当に大きな仕事をしてくれた。今いるすべての選手たちと共に、このチームをトップへと導いてくれた。それこそが今夜、最も振り返るべきことだと思う。

 もちろん、監督のために勝利で終わり、より良い形でフィナーレを飾りたかったのが本音だ。でも、何かが損なわれるわけでも、すべてのフランス人やスポーツ界全体が監督に対して抱いているイメージが傷つくわけでもないと、私は思っている」
 
 試合後のロッカールームの雰囲気、その時の感情について問われれば、31歳MFは次のように明かす。

「監督はスピーチをして、全員に感謝を述べた。私たちへも感謝してくれたけど、監督がこれほど素晴らしい年月をもたらしてくれたことに対して、むしろこちらこそ感謝しなければならないと思っている。

 監督が作り上げた規律、それがすべてを支えてくれた。フランス代表を立て直してくれた。もちろん、1人だけではなかったけど、その大きな功績者であったことは間違いない。当然、監督をはじめ、共に歩んできたすべての人々から大きな感情があふれ出ていた。フランス代表の中でも多くの人にとって、これが終わりを意味するから。

 私たちはこのことを忘れない。彼らはこのユニホームのために本当に大きな仕事をしてくれた。それに対して、私たちは深く感謝している」

 デシャン体制で、かけがえのない日々を過ごした。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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