落語を活用し特殊詐欺被害防止へ 「うちの家族は大丈夫かしら」 県警が啓発動画をYouTubeにアップ
特殊詐欺の深刻な被害を減らそうと、大分県警が落語を活用して高齢者らに向けた動画を制作し、16日、出演した噺家を招いて発表会が行われました
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ニセ警察詐欺がテーマの落語を披露
県警が今回制作した動画では、大分市出身の落語家・三遊亭歌奴さんが特殊詐欺の手口を、具体的にわかりやすく落語で伝えています。
県庁で開かれた発表会には、歌奴さん本人が参加し、およそ200人の観客が集まりました。
歌奴さんは、その場でニセ警察詐欺をテーマにした落語を披露し、会場は笑いに包まれました。
(落語家・三遊亭歌奴さん)「うちの家族は大丈夫かしらとか、自分は大丈夫かしらと思うことで、ちょっとでも特殊詐欺被害防止に向けたきっかけづくりになれば、ありがたいと思っています」
今回の動画では、特に被害が多い、ニセ警察やSNS型の投資、ロマンス詐欺の手口に関する新作落語が、YouTube上にアップされています。
幅広い世代で被害が
一方、今年1月から6月までの特殊詐欺の被害総額は12億円あまりに上り、去年の同じ時期よりおよそ3割も増えています。
被害額の内訳で全体の7割を占めているのが、SNSを使った手口です。
具体的には、SNS型投資詐欺が半分近くとなっていて、次いで、SNS型ロマンス詐欺がおよそ2割となっています。
年齢別でみると、65歳以上が37%で最も多く、次いで50代の18%、3番目に多いのは20代で12%となっています。
高齢者から若者まで幅広い世代で被害が出ているため、県警は、「会ったこともない人からお金の話が出たときは詐欺を疑って、家族や警察に相談してほしい」と呼びかけています。
